宣教ニュース

カンボジアを愛される神様 ーKGKカンボジアビジョンツアー証し集からー 村田結実姉

なぜ、ポルポト率いるクメール・ルージュはわずか四年間で約二百万人の無実の人を殺したのでしょうか。この旅の途中でふと気づきました。私がずっと抱えていた疑問はポルポト政権にではなく、ポルポト政権に何も歯止めをかけようとしなかった神様に対して、許せない思いを抱えていたのだと。そして、神様の答えを知りに行こう、という目的を持って私はカンボジアへ入国しました。 [...]

言語と文化習得  日本ディアスポラ伝道 横山好江

三月十一~二十二日とイギリスで行われたディアスポラ伝道部の会議に出席しました。①宣教啓発動員、②言語と文化習得という二つのタスクフォース(特定の課題を与えられたグループ作業)を前半に行いました。この働きが順調に進むようにという祈りの課題を挙げさせていただきました。祈りの友の皆様の祈りに主は豊かに答えて下さり、予想以上の進展が与えられました。心から感謝します。 [...]

塾も動く、家も動く タイ ミェン族 有澤達朗・たまみ

三月中旬のミェン語講解説教塾のためにお祈りくださり感謝します。ナーン県サンティパープ教会を会場にして、二つの教会から十七人が参加。出前する移動塾です。 十五時間の中に何を含めるかずっと祈っていましたが、元リドリー神学校の説教学教授エイドリアン・レイン師(二〇一八年二月号)のアドバイスに従い、第一と第二講義は「聖書の霊感論と権威」、「聖書原典の無誤性と十全性」について学びました。続いて、聖書本文のしもべである説教者、文脈の奴隷である説教者、モーセによる講解説教の実例(申命記)、主題説教や一節説教でなく段落を講解する説教、何が講解説教であり何が講解説教ではないかを学びました。実習は、観察・解釈・適用の作業過程、ミェン語段落の分解方法と中心点発見法、教理の発見の方法、そして、参加者による演習と批評を互いにしました。 [...]

主の山に備えあり  ー在英邦人ディアスポラ伝道 相馬裕美ー

大寒波に襲われたイギリスもようやく春らしくなってきました。与えられた素晴らしい住まいであるインターナショナルミッションセンターの庭には日本の桜の木があり、毎日少しずつ開花するのを楽しんでいます。 四月に行なったカレーパーティーには二十五名を超える日本人が来てくれました。カレーの後にイースターの話をしました。二、三回会うととても親しくなることができるのは、「外国に住んでいる日本人同士」だからでしょう。一緒にカレーを食べて一気に距離が縮まりました。その次の週から日本語による聖書の学びを始めました。参加者のうち、一人の方が「今まで英語の聖書の学びに参加していて内容がよくわからなかったけれど、日本語で学べて聖書が言っていることが少し分かってとても良かった。英語の学びに出るのも楽しみになった」と言ってくれました。バーミンガムで十年以上「日本人会」を担って来た方からも「聖書の学びにぜひ出たい」と連絡をいただきました。 [...]

主の御心が成りますように 一時帰国 今村裕三・ひとみ

三月は東京基督教大学のイスラエル・スタディツアーに参加しました。毎日とても忙しい日程でしたが、聖書で読んでいた現場を目にすることができ、イスラエルの距離感と気候を肌で感じることができました。 特に、引率してくださった東京基督教大学の菊池先生にイスラエル特有の気候や地形のレクチャーを受け、実際にそれらを目にする毎日で、それらの項目についてとても理解が深まりました。聖書地理や考古学に基づいたコメントは貴重でした。旅行の期間は受難節でしたので、イエス様の十字架に至るまでの行程を実際に旅しつつ、御言葉を思い巡らすことができたのも感謝でした。ツアー中にはカンボジアから気になるニュースも飛び込んできました(後述)。主の御心が成るように祈る毎日です。 [...]

異文化生活を学ぶ  G.オア師

信頼、言葉、文化。この三つは他者に福音を届けようとする時に忘れてはならないものです。以下はこれらの点について筆者がアイルランドで行なった異文化宣教訓練コースのワークショップの様子です。 信 頼 「まず、参加者グループの一人一人とあいさつをすることから始めましょう。」一人目握手、二人目も握手、三人目とはハグをし、頬に軽いキスをします。参加者は何が起こっているのかまだよくわかっていません。最後に一人の日本人が深々と丁寧なおじぎをします。 「ここまででどう感じましたか?」と私が聞くと、「別に」「ちょっと不自然」「どうしたらいいかわからない」と様々な返事が返ってきました。 挨拶はその人との関係を方向づけるものです。頬にするキスが温かさ、親密さを示す一方、英国人にとっての握手は平等さを伝えます。アジア系のほとんどの文化では、挨拶は尊敬と距離を表します。東アジア人伝道のために人々を訓練する時、私は単刀直入に伝道に入るのではなく、真の友情と信頼関係を築いていくことの大切さを伝えます。 言 葉 「二人一組のペアになって、互いに対して地震とはどんなものかを説明してみてください。」 [...]

迫害の中での教会成長  日本 総主事 菅家庄一郎・容子

二月にはS師というC国の先生とのよい交わりが与えられた。集会に案内する間にいろいろと証を聞くことができた。S師は一九六〇年に生まれ。当時周りには生まれてすぐに死んだ子が多くいたそうだ。「神のめぐみがなければお前も死んでいた」と親に言われたとのこと。六歳で主を信じ事情があり養子になるが、養父は二十三年間信仰のゆえに投獄されていたとのこと。牧師として働くことは許されず多くの教職者は獄中で死んだ。一九六八年に養母も逮捕された。 逮捕される前に養母は八人の子供にオイルランプの明かりで聖書を教えたそうだ。S師は怯えていたが、平和のメッセージを聖書から聞く。オイルランプの向こうに見えた養母の顔は平安で恨みがましさもなかったが、やつれた顔であったそうだ。兵隊が来たら部屋の隅で恐れてうずくまっていたが、夜になって母の顔を見たら平安を取り戻したとのこと。「主よ」というため息が母の口ぐせであった。これが私の日曜学校であったとS師は言う。 [...]

ナイロビへ視察(その2)  日本ディアスポラ伝道 横山好江

前号に引き続き、ナイロビ出張の報告をさせていただきます。 今回の視察で最も心に残ったのは、チームリーダーであるW師夫妻の知恵とリーダーシップ。そしてナイロビのパークランズ・バプテスト教会との協同関係です。 W師夫妻の奉仕を拝見し、今まで積み重ねてこられた奉仕の経験が、全てこの働きのために用いられていることに、心から主を賛美しています。主は一つも無駄になさらず、全てを用いられる御方だと改めて感じています。夫君は戦略的に働きを進める賜物があり、大事な事柄に優先順位をつけて着実に進めて来られました。それが宣教に重荷のあるパークランズ・バプテスト教会との協同関係という形で結実している様子に御名を崇めています。「宣教師は、いつかは居なくなるんですよ」と語り、チームメンバーを訓練する。パークランズ・バプテスト教会の方々を訓練する。これもまたW師夫妻の賜物だと感じました。 [...]

月と週の営み タイ ミェン族 有澤達朗・たまみ

今年の「普段の生活」をご紹介します。月の第一と第三日曜日、午前と午後に別々の教会に行っています。午前はパレー村のミェン教会。山の急斜面にあるこの村は、五十年くらい前に先輩の英国人宣教師ベビントン師夫妻が開拓し、その後、宣教師とミェン族を含め三組の働き人たちが住みましたが、いずれも強い反対に直面しました。例えば、同僚のネリー・タム師が住んでいたときは、家に石を投げつけられることがよくありました。今は牧会者がいません。それで他の教会の二人の牧師と協力して、私たち夫婦が月二回担当することになりました。毎週忠実に礼拝に出席する人は六人。 パレー村教会の礼拝後、山を降り、いったん家に戻り、キーボードを車に積みます。素早く昼食を済ませ、かつてミェン語を習ったクンメーボン教会へ、山脈を一つ越えて出かけます。午後三時からたまみによるキーボードのレッスンです。受講者は四十代から六十代の壮年と婦人。若者が都会に出てしまっても、奏楽者が村の教会に残るようにという意気込みで皆さん習っています。 [...]

締切に追われながら生きてます  シンガポール 佐味湖幸

いつもお祈りいただいていますが、国際文化学(宣教学)の学びを始めてから、絶えず課題の締め切りに追われる生活をしています。多分、売れっ子の小説家やマンガ家ほどではないでしょうが、毎週のようにやってくる締め切りとの戦いはなかなか大変です。日中は次々とやってくるニューホライゾンズの仕事に追われ、夜自宅に帰ってから夕食後、課題図書や資料に向かいます。三十分もしないうちに猛烈な眠気に襲われることもしばしば。シャワーを浴びて、気を引き締め直して、再度チャレンジ。夜十一時には寝て、翌日六時前起床、七時五十分に出勤の毎日です。教授は海の向こうのアメリカにいるので、「金曜日午後十二時(土曜日朝0時)」が締め切りならば、シンガポールでは翌日土曜日午後二時か三時が締め切り時間となり、最近はいつも土曜日のギリギリまでかかってやっと提出。そして、それからお昼ご飯をいただくという感じです。ゆとりのある生活を夢見ながら、今はやるしかない、というところです。 [...]

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