宣教ニュース

世代を超える祈りの力  ーJ&R・ポーター師夫妻ー

祈りの力―この言葉は多くのクリスチャンにとって、特にハドソン・テーラーの伝記「回顧録」を読んだことのある人々にはなじみ深い言葉でしょう。この本の第一章の多くの部分は祈りの力について書かれています。 ハドソン・テーラーの人生は答えられた祈りに満ちていました。すでにテーラーが生まれる前から、彼の父親はもし息子が与えられるな らば、主が彼を中国宣教のために召し出してくださるようにと祈っていたのです。 ハドソン・テーラーは何よりも祈りを生活の第一優先とし、祈りはチャイナ・インランド・ミッション(以下CIM)とOMFという樹木の成長において不可欠な根でした。そしてそれは今日も変わっていません。 何十年もの間、宣教師と宣教の働きは表れては過ぎ去っていきました。宣教の戦略や計画も幾度となく変化してきました。しかし、祈りは今も何よりも重要なものであり続けています。 [...]

日本に帰ってきて思うこと その二   一時帰国中 坂本朋子

イースターおめでとうございます!いつも皆様のお祈りに心から感謝いたします。空も海も美しい瀬戸内での巡回を終え、二月は市川にあるOMFのゲストホームを拠点に首都圏での教会訪問が始まりました。大学進学、就職で十年間住んでいた首都圏。ある時は朝の凄まじい通勤ラッシュの中奉仕に向かいました。自分もかつてはこうして通勤していたことに妙な懐かしさを覚えつつ、毎日こうして通勤し、夜も遅く帰ってくる人々のストレスはどれほどだろうかと思い胸が痛みました。 [...]

いっしょに喜んでください 一時帰国中 有澤達朗・たまみ

「あぁ、やっと会えましたね。嬉しいです。」 今から二十六年前、私たちが新人宣教師として出発する前に諸教会を巡回し召命の証をして以来、ずっと祈ってきてくださっている方と再会した時、その方と私の双方の口から出た挨拶の言葉です。なかなか予定が合わず、二十六年間会う事が出来ないでいました。教会を代表してずっと忠実に私達を祈りで支え、共にミェン族宣教を担ってきてくださっています。 そのような方々は他にも全国におられると思うのですが、一度もお会いすることなく天国へ帰って行かれた方々もおられたかもしれません。また、お名前を存じ上げる機会が未だ無いにも関わらず、今も祈り続けてくださっている方もおられるでしょう。このような方々に支えられ、励まされ、道が開かれて、私たちはここまで来る事が出来ています。なんと恵まれていることでしょうか。 [...]

次の世代を見つめて カンボジア 今村裕三・ひとみ

今回で三回目のキリスト者学生会(KGK)のカンボジア・ビジョンツアーが、二月に無事に祝され終わりました。お祈り感謝です。 第一回目のツアーに参加してくださった宮崎和志さんが、今年就職が決まり、連絡をくださいました。以下はその一部です。 「‥海外宣教のヴィジョンを見る旅の影響はすさまじく、二年経った今もなお、あの時感じた神様の確かさを信仰の土台として生きています。それもやはり、旅の経験から劇的にではなく、着実に確実に神様を見出すことが出来たことが大きい様に思います。」彼の言葉に、神様の大切な着実な働きを知り感動しました。 毎回感じることなのですが、カンボジア・ビジョンツアーはきっかけや始まりに過ぎない。しかし神様が一人一人の心の中に語りかけてくださった事が日々変化し、旅で受けた神様からの恵みが育っていく、と。 [...]

TCKと彼らを見守る大人たち   シンガポール 佐味湖幸

TCKとはThird Culture Kids (第三文化の子供たち)の意味で、宣教師の子供たちのように、両親の国(もしくは自分の国籍がある国)から離れた場所や文化の中で育つ子供たちのことを指す。宣教師でなくとも、親の仕事の都合で海外に長期間(特に学齢期)過ごす子供たちや、両親が国際結婚の子供たちの場合もある。『母国』にいても、また自分が育った国にいても、何となく居心地の悪さを感じ、どこか宙に浮いたような第三の文化の中にいる。彼らの共通の課題は「故郷はどこ?」、「私は何者?」など、アイデンティティーに関することのようだ。反面、異文化への適応力や多言語を操れる能力に長けているなど、このグローバル化が進む社会では貴重で求められる存在でもある。 [...]

出来事のただ中におられる主 カンボジア宣教準備中 西村信恵

「ちょっと迎えに来てくれる?歩けなくなった!・・の道のそばに立ってるから」母からの電話があったのは関東に出発する一週間前。急いで迎えに行き、次の日に病院へ行きました。痛み止め注射と薬をもらい、東京行きを延ばさざるを得なくなるかもしれない、と思いましたが、幸い何とか歩けるようになり、運転もできるようになったので、予定通り関東へ旅立つことができました。 [...]

御国の拡大のための連携プレー 日本 総主事 菅家庄一郎・容子

二月二一日から二四日まで香港で開かれた第七回東アジア青年キリスト者大会に招かれ、二日目のジャパン・ナイトで説教をさせていただきました。互いに共通の言語はありませんので、例えば日本人が話す時には通訳者が隣に立ち、日本語から中国語に通訳し、日本語から韓国語への通訳は韓国人参加者がイヤホンで聞けるようになっていました。 日本人のKさんは仕事で韓国語を学ぶ必要があり、韓国語学校に行った際に「日韓交流会」があるからと誘われて行った先が教会で、そこでの交わりを通してクリスチャンになりました。その時の経験を活かして韓国語教室を通じて伝道をしています。 中国人のLさんは中国にある日本企業で働き、その後韓国へ行きました。しかし、来る日も来る日もコンピューターとにらめっこの日々にうんざりし、人間関係を求めて教会へ行き救いに導かれました。日本の神学校で学びたいと考えています。 脱北者のAさんは中国で洋服の発注をする仕事をしていた時に韓国人の伝道者に導かれクリスチャンとなり、米国で学ぶ機会が与えられました。主の導きをさらに求めておられます。 [...]

OMF日本委員会の恵み 日本ディアスポラ伝道 横山好江

英国コベントリー地域で受洗し、関西に戻られた姉妹について、二月号でお祈りをお願いしました。戻った先の教会で奉仕をしていると伺うことができました。皆様のお祈りに感謝し、祈りに応えて下さる主の御名を崇めます。 日本で暫く奉仕したOMF宣教師が、小さなお子さん達のために母国オーストラリアに戻り、私は昨年十一月シドニーで行なわれたディアスポラ伝道部訓練会の際に夫君と交わりが与えられました。ご夫妻で次のステップを祈り求めておられ、オーストラリアでの邦人伝道も一つの選択肢となっています。母国に戻った後の教会巡回の期間にありますが、私を含めてディアスポラ伝道部の関係者と話し合いをしながら、主の導きを共に祈っています。広いオーストラリアですが、邦人伝道に携わるOMF宣教師は現在一組で、働き人が与えられるようにずっと祈っていました。これも主の祈りの答えかもしれないと期待しつつさらに祈っています。共にお祈りいただけると幸いです。 [...]

見えない壁を越えて ーJW姉ー

見えない壁 フィリピンの最南端で生まれ育つということは、様々な文化の中で生きるということです。私は中国系フィリピン人(フィリピン生まれの中国人)です。家族は広東語の方言を話しますが、福建語を話すフィリピン系中国人に比べると私たちは少数派でした。私は地域の共通語であるセブアノ語も学 びました。私の家族は電気部品を売る店を営んでおり、セブアノ語を話すフィリピン人が私たちの店の常客でした。時にはイスラム教徒が来ることもありました。山地から商売のため降りてくる部族の人たちをしょっちゅう追い払ったりしましたし、店の商品を手に取っている金髪で青い目の「アメリカーノ」を眺めていることも時々ありました。 [...]

主の御手を信じて 日本ディアスポラ伝道 横山好江

この報告が祈りの友の皆様のお手許に届く頃には、寒さの中にも春の兆しを感じていることと思います。いつも祈り支えていただき心から感謝します。 長年OMF宣教師として日本で奉仕されたシュミット師夫妻は、引退してカナダのバンクーバーに戻られ、現地の日本語教会で奉仕しておられます。家族訪問のため、この年末年始を日本で過ごされました。数ヶ月前、バンクーバーで受洗された姉妹に教会紹介をしていました。この機会にご本人とシュミット師夫妻と、私で会おうと連絡を取っていましたが、メールの返事がご本人から全くなく諦めることになりました。シュミット師夫妻はとても心配しておられますが、どうしようもありません。帰国者のフォロアップをしていると、こういうケースが時々あります。歯がゆい思いは止みませんが、主に委ねるしかありません。このような帰国者に主ご自身が主の時に主の方法で働いて下さり、ご本人が応答することができるよう、お祈りいただけると幸いです。 [...]

神の恵みを数える再会   一時帰国中 坂本朋子

一月最後の日曜日、高松での巡回を終え、明日関東に戻る準備を整えて少しほっとしながらこの原稿を書いています。一月は大分と高松を訪問しました。 大分は今回二回目、高松は初めての訪問でした。宣教師として、日本各地を訪問する中で与えられる恵みは色々あって書ききれませんが、その一つは再会です。特に結婚や転勤、新たな場所への赴任で遠い場所へ引っ越してしまい、なかなか会えない友人たちと再会する機会が与えられます。大分では栃木の同じ教団で伝道師として働いていた姉妹が大分の方と結婚したので、ご自宅に宿泊させてもらいながら姉妹の奉仕する教会も含めて幾つかの教会を訪問しました。栃木で一緒に働いていた時はよく交わり祈り合っていた姉妹と、こうして時間が経ってもまるで昨日まで一緒にいたかのように親しい交わりができたことは、神様からの素晴らしいプレゼントです。 [...]

歴史のながれと猫 一時帰国中 有澤達朗・たまみ

「昔主イェスの蒔きたまいし、 いとも小さき いのちの種。 芽生え育ちて 地の果てまで、 その枝を張る 樹とはなりぬ。」   (『讃美歌二一』四一二番) 北海道、空知地方の三笠キリスト教会を訪問し、北部タイ、ミェン族教会との繋がりを見ました。どこでつながっているかと言うと、一九五一年の出来事です。 それは解散寸前の中国奥地伝道団が再出発を宣言したこと。一九五一年四月十日~十七日、オーストラリア、メルボルン郊外のカロラマの会議は、次のような電報を香港の避難・待機中の宣教師たちと、宣教師を送り出していた全ての母国へ打電。「綱を長くし、鉄の杭を強固にせよ。中国のための祈祷を強調。一方、本宣教団はタイから日本まで、未踏の奉仕分野を調査すべきと全会一致で確信。ハガイ二ノ五。(わたしの霊があなたがたの間で働いている。恐れるな。)ホートン。」(『宣教ニュース』二〇一三年三月号参照) その結果、中国から退去した宣教師たちは、タイではチェンライ県にミェン族を発見し、北海道では三笠、美唄など炭鉱関係で栄えた町々や道南の森町などの漁業の町で開拓伝道を始めたのです。 [...]

良き知らせを伝えるために カンボジア 今村裕三・ひとみ

サムクイ村で二回目になるクリスマス集会を一月一日に持つことが出来ました。こちらは四月が正月なので、元旦といっても普通の日です。初めに子供たちも加えてゲームをして大いに盛り上がり、その後、永遠のいのちについて話をしました。絵を用いて話をしたところ、子供たちも含めて比較的よく聞いてくださいました。そして、ひとみが作ったケーキを食べながら交わりをしました。初めて参加した人もいました。霊的自由を感じ、大いに語らせて頂きました。お祈りに覚えてくださりありがとうございます。これからも福音について語る機会が与えられるように願います。特に、参加した人たちがイエス様のことを理解できるようにお祈りくださるようにお願いします。 [...]

再適応   シンガポール 佐味湖幸

このニュースが皆様のお手元に届く頃には、日本では春の兆しが見えてくる頃でしょうか。現在(一月二八日)シンガポールは旧暦の正月を迎えていますが、 この正月が終わる頃(二週間続く)、こちらは一年で最も暑い時期を迎えます。今はちょっと暑さも一休み中で比較的涼しい(最低気温二十四度、最高気温三十度くらい)です。 さて、シンガポールの国際センターにおいて三期目(一期二年)を迎えたわけですが、今回は住環境、仕事の環境、教会の環境が全て変わったため、再適応に少し戸惑いを感じています。以前は国際センターからバスで一時間近くかかる神学校のアパートに一人暮らしでしたが、今回は道程としてはその半分くらいのところにある古くて大きなコンドミニアムに、他のOMF宣教師たちと五人で共同生活です。部屋とトイレ、シャワーは個別ですが、台所、リビング、ダイニングルームと洗濯室は共同です。皆さん静かな方々で、帰宅するとすぐ部屋に入られるので、誰が家にいるのかいないのかさえも分かりません。ちょっと不思議な感覚です。 [...]

教会巡回の恵み(4)-山口県で- カンボジア宣教準備中 西村信恵

二〇一七年の歩みが始まりひと月がたちました。皆様のお祈りを心から感謝します。 一月は実家を拠点に山口県の教会を回らせていただきました。「そうやったいねえ。」「しちょったんよね。」「そうなほっちゃ」と言葉もどんどん山口弁になっていき、どっぷり山口の生活につかっています。教会巡回中ですが、週日は母教会の方々とも交わる機会も与えられて、落ち着いて過ごすことができました。 [...]

その子(SONOKO)はだーれ? 日本 総主事 菅家庄一郎・容子

私達夫婦は大学生伝道をしたいという願いをもって、一九九五年十一月にOMF宣教師としてカンボジアに入国しました。第一期はOMFの教会開拓を手伝いましたが、第二期から大学生伝道をすることが許されました。 当時のプノンペンの教会はほとんどが宣教師が始めた教会で、カンボジア人牧師も超教派の大学生伝道に対して非常な警戒心を持っていた時代でした。二〇〇七年に私達がカンボジアを去ったときには、大学生と卒業生の小さな集まりがあるだけでしたが、今はSONOKO(カンボジア・キリスト者学生会)という名で働きが進んでいます。 アメリカのインターヴァーシティ(日本のKGK)から派遣され現在SONOKOの責任を負っているステフ・シュマルツ師がリトリートのため日本に来られ、私達にSONOKOの現状を報告して下さいました。 現在、プノンペンには四人のカンボジア人主事、アンコールワットのあるシエムリアップには二人のカンボジア人主事が与えられ奉仕しています。さらに韓国から新しい宣教師が来られ、第三の都市バッタンバンでの大学生伝道の働きを目指し準備しています。 [...]

理論が行動に変わる時 -北タイ少数民族弟子訓練センター-

携帯電話が鳴った時、ジム師は昼食を半分ほど食べ終えたところでした。電話は生徒の一人アミ姉からで、「話をしたい」との事でした。食べかけの昼食を放り出して、ジム師は大教室に向かいましたが、教室で待っていた彼女は怒りのあまりほとんど口もきけない状態でした。アミ姉と同級生のアタ兄は長くいさかいを起こしており、ジム師は二人が何とか話し合えるように仲裁をしていたのです。ジム師はアタ兄を呼び出して両者がそろいました。しかしジム師が祈りを持って始めようとする前に、もう二人は部族の言葉で口論を始めてしまったのです。アミ姉は泣きながら部屋を飛び出してしまい、ジム師は残ったアタ兄にもう一度彼女と話してみるよう説得しました。 [...]

宣教に選任された千人を 日本 総主事 菅家庄一郎・容子

OMFインターナショナルは二〇一六年に百五十周年記念の時を持ちました。そしてOMF国際リーダーたちは次のヴィジョンを主に祈り求めました。その結果、二〇一五年から二〇二二年にかけて、主の御心ならば新たに千名の宣教師・専門職ワーカーを派遣したいという目標を掲げています。 派遣を目指す地域・働きに関しては、まず福音がほとんど届いていない地域については次の地域を挙げています。①中国とその周辺の高原地帯に住む人々。②ディアスポラ帰国者。③中国や東南アジアのイスラム教徒。④北朝鮮。⑤ベトナムとミャンマー。これらの国のほとんどは宣教師が入国できない国々です。専門職をもちながら、その国の言語や文化をよく理解しつつ、息の長い宣教の働きをすることができる人材が求められています。 [...]

20年間の祝福 日本ディアスポラ伝道 横山好江

寒さ厳しい中、祈りの友の皆様はお変わりありませんか。宣教の主がいつも祈りに答えて下さることを期待し、共に祈れますことを感謝します。変わらずに祈り支えていただき、ありがとうございます。 十二月に入り、最初のクリスマス行事は恒例の帰国者クリスマス会(在欧日本人宣教会主催)です。毎年会場を提供して下さるのは永福南キリスト教会。ここで牧会しておられる竹内豪師夫妻は、夫と私が在英邦人伝道へと派遣される際、派遣母体となった在英日本人宣教会の立ち上げに尽力して下さり、宣教会の事務局や会計を担って下さり、私達夫婦は大変お世話になりました。二〇〇〇年に私達の宣教師ビザが却下され、二年八カ月の間日本に留められた際も、しばらくの間教会に泊めていただきました。宣教師ビザが二度却下された後に、OMFの方々から助けの手が延べられ、私達夫婦はOMFに入れていただくことになりました。 [...]

日本に帰ってきて思うこと   一時帰国中 坂本朋子

十二月も十一月に引き続き、主に地元の栃木県内の教会訪問が続きました。その他にOMF下高井戸祈祷会を訪問し、高崎でメディカルチェックもありました。慣れない日本の生活や、タイにはない気候への適応と教会訪問の疲れも出たのか胃腸炎になってしまいましたが、今は回復して母教会のクリスマスの諸行事のお手伝いをしながら過ごしています。訪問させていただいた諸教会での皆様からの励ましやお祈りに感謝しています。 日本の諸教会を訪問しながら私自身が多くのことを教えられています。何より伝道が難しいこの日本で、地道に献身的に働きをされている牧師先生方に頭が下がる思いです。また今の日本が直面する現状や必要性についても様々なことを知り考えさせられています。その一つは外国人の増加です。観光で訪れる外国人だけでなく、近年日本に長短期で在留する外国人が増えていると聞きますし、実際に今日本で生活していても外国人、特にアジア人を見かけることが多くなりました。私の母教会も日本の教会でありながら多国籍で、現在六、七か国からのメンバーがいます。 [...]

歯のある説教者 一時帰国中 有澤達朗・たまみ

目が痛くて開けられなかったので眼科で診てもらったら、「歯磨きなどに使われるスクラブ(研磨剤)が目の中に帯状に着いている」と。いったいどこから入ったか。入れ歯洗浄剤が目に入ったのかもしれません。 北海道でのデピュテーションの恵みの一つは、古くからの友人に再会できたことです。キリスト者学生会で共に伝道や聖書研究をした仲間が、今は教会役員や牧師として活躍し、そのお子さんたちが活発にキリスト者学生会を担っていたり、神学校で学んでいたり。また教師になった友人達は各地で校長先生になっていることなどにも、大いに励まされます。お互い、そんな年になりました。 さて昨年、私たちにとって大きな出来事は、四年間で交わりを深めたバンドゥーラ長老教会の九人からなる短期チームが、タイのミェン族地域へ来てくれたことです。当初、主任牧師ニール先生も来るつもりでしたが、教会が二部礼拝から三部礼拝体制に拡大する時期と重なったため、二〇一七年の訪問へと延期されました。今年八月の訪問とミェン族牧師研修会で教える準備に入っています。 [...]

収穫の主に期待して カンボジア 今村裕三・ひとみ

「ひとみ、払う気ない?」と教会学校リーダーのピセット兄に聞かれました。 前任の宣教師から、「毎年末に教師慰労会として、夕食をしにレストランへ出かけている。その予算は宣教師が出している」と聞かされていました。去年はカンボジア人のリーダーが居なかったので、私が居なくなっても現地の人だけで出来る内容にしようと考えました。そこで、教会の集会室で私はケーキを焼いて持っていき、教会の予算でジュースを買って、ゲームなどをしながら楽しい時間を過ごすようにしました。 昨年十月、高校卒業生を送る会の時に、教会の長老が食事代を払ってくれた事をピセット兄はすごく褒めていたので、次は私に来るかなとは予想はしていました。 [...]

宣教師と共に遣わされる   シンガポール 佐味湖幸

皆様がこのニュースを手に取られる頃は、すでにシンガポールに戻ってしばらくし、生活に再適応してきた頃かと思いますが、これを書いている現在は、まだクリスマスが終わったばかり。十二月二十八日の出発を目の前にして荷造りなど、最後にバタバタとしているところです。 十二月二十三日にはクリスマスシーズンたけなわの忙しい中、派遣母体の福音交友会が派遣式をしてくださいました。 菅家総主事が市川から駆けつけてくださり、みことばから語ってくださいました。福音交友会の諸教会からだけでなく、菅家容子師の母教会である堺大浜キリスト教会からも出席してくださる方々があり、本当に感謝でした。 [...]

恵みを数えて カンボジア宣教準備中 西村信恵

十二月は母教会の方々と久しぶりに過ごせました。巡回中は場所を転々として新しい方々や懐かしい方々とお会いして交われる恵みの時でもありましたが、今月は一か所にとどまり、母教会の人々と実家の家族と共に、ある意味「日常」を過ごせた幸いな時でした。祈祷会では毎週いつものメンバーと共に聖書の言葉を読み、分かち合い、久しぶりに共に御言葉を味わい、祈り合う時間が持てる恵みの時でした。分かち合っていると、それぞれの生活の中で御言葉から力を与えられ、御言葉に生かされている、ということがわかります。それを聞いて神様のすばらしさを共にほめたたえ、励まされてもいます。病にあるI宣教師やD宣教師のために祈る時、「出会ったことはないけれど、祈っているからずっと知っている人みたい。いつか会ってみたいわ」と言って祈られる姉妹。同じ父なる神様の子どもとして離れていても会ったことがなくても、祈り合える幸いを思わされました。 [...]

なぜ神学教育が重要なのか

長年OMFは神学教育のために人材・資材を提供してきました。その中には教師も学生もいます。今回神学教育に携わる二人の器に、なぜ神学教育が重要なのかについて話を聞きました。 ロジャー&ジェーン・シニア師夫妻―英国オールネーションズ・クリスチャン・カレッジ― 「マタイ二八・一六~二〇に見られるキリストの大宣教命令は、昔から福音宣教の最大の理由とされてきました。しかし、そのキリストの命令の中心には、主の命令に従う弟子を作ることへの呼びかけがあることを、私たちは時に忘れてしまっているのではないでしょうか。 弟子化の大切さは、神の民をあざむこうとする偽預言者に気をつけなさい、というキリストから弟子たちへの警告においても見られます(マタイ二四・二四)。健全な宣教と教会成長を維持しようとするならば、教会リーダーたちが神学的学びによってふさわしく備えられることは不可欠なのです。弟子化は地元教会が関わるべきものですが、その教えが教会のある地域文化に密接した問題に取り組んでいるかを、より深く神学的に検討することも必要です。 [...]

福音を語り続けよう    日本 総主事 菅家庄一郎・容子

新年あけましておめでとうございます。昨年も皆様からの尊い献金ととりなしの祈りを心から感謝致します。 昨年は六月に国民投票の結果、英国がEU離脱することが決定したり、反移民政策を主張するトランプ氏がアメリカ大統領に選出されるなど、歴史の変化を感じさせる年でした。時代の変化を見極め、しかし、時代に流されないで神の栄光を現す生き方が求められています。性や結婚・家庭をめぐる問題はますます複雑になっていますし、世界中でクリスチャンに対する迫害もひどくなっています。 キリストの揺るぐことのない恵みの福音を行いと言葉を通して伝える働き人が世界中で求められています。宣教師になる導きを感じているという方が五~六名あります。そういう方々のために祈り、共に歩みたいと願っています。はっきりと宣教師としての主の召しを確信し、教会から送り出され、宣教地へ出発することができるように夫妻でサポートしていきたいと思っています。 [...]

良い仲間に恵まれて 日本ディアスポラ伝道 横山好江

新年のご挨拶を申し上げます。主を仰ぎつつ、新しい年を共に迎えられる恵みを心より感謝いたします。 十一月に入ってすぐ、OMF日本委員会から派遣され、現在日本滞在中の宣教師の修養会が行なわれました。二泊をともにし、食事の準備等々、丸二日間を一緒に過ごしました。具体的な生活面で「さすが宣教師!」と感心する場面が多々あり、このメンバーだったら何が起きても大丈夫と思わされました。それぞれが大部分、海外で奉仕しており、日本滞在の期間がどう重なるかで交わりの機会が与えられるため、このようにゆっくり交われるチャンスは本当に貴重です。それぞれの奉仕について語る時間がまとまって与えられ、互いのために祈りました。遠慮なく分かち合い、楽しく、励まされる時を心から感謝しました。 [...]

教会訪問が始まりました   一時帰国中 坂本朋子

新年おめでとうございます。昨年は皆様からのご支援とお祈りをありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願い致します。 十月に日本に帰国してから約二ヵ月が経ちました。紅葉を堪能したかと思いきや、十一月なのにいきなり雪が降ったり、気候の変動、日本人の動きの速さ!など色々なことにまだ戸惑いも感じつつも、徐々にこちらの生活に慣れてきています。日本という国を少し客観的に観察しながら、この国の人々の救いのため、日本の教会のために祈りつつ、十一月から教会訪問を始めています。また十一月は一時帰国している宣教師や日本で働いている宣教師と、牧野先生ご夫妻をお迎えし、御代田でリトリートがありました。ちょうど紅葉の一番美しい時期で、皆さんと美しい日本の秋の風景を堪能し、たくさん笑って食べて、お互いの働きのため祈る恵みの時となりました。OMFのFはフェローシップ(交わり)です。奉仕国や働きの内容は違っても、こうして神の家族として交わりが与えられていることに改めて感謝しました。 [...]

500年 一時帰国中 有澤達朗・たまみ

一五一七年から数えて、二〇一七年は五百年目です。マルティン・ルターが『九十五か条の提題』を討論のために提出し、それが引き金となりヨーロッパ中に宗教改革が起きました。宗教改革五百周年の今年、宣教について見直す必要を感じています。宣教師のことを漠然と海外ボランティアのように感じているような人々にタイでも、日本でも、オーストラリアでも会いました。 [...]

収穫の主に期待して カンボジア 今村裕三・ひとみ

新年おめでとうございます。昨年もあつい祈りと献金で支えて下さり心から感謝します。新しい年も共に主の業に励めるように願います。 昨年の祈りは「神様の驚きを待ち望み、楽しむ」でした。神様には時々、ビックリさせられますが、私の思いを遙かに超えた神様の御業を見たいと祈りました。さて、二〇一六年を振り返ると一つ一つのことが開かれていき、気がついたら今のところにいると感じることがあります。 カンボジアの未伝地の一つであるストゥントラエン州に来て足掛け四年、勿論、神様の計画のすべてを知ることはできませんが、セーサン区のラオス語を母語とする人たちへ福音を届けるということが明確になってきました。 聖書のなかで福音を伝える働きを農作業に例えているところがあります。セーサン区での働きは、種まきをする前に土地の雑草を抜き、石やプラスチックのゴミなどを取り除く作業のようです。現地のクリスチャンもセーサン区は霊的に暗いと言います。すぐに収穫は見られないかもしれませんが、今年も信仰を持って収穫の主に祈りを積みつつ、土地の整理と種まきに励んでいきたいです。 [...]

スーツケースと共に   シンガポール 佐味湖幸

十一月十九日、八週間(途中一週間の小休止を入れて)続いた旅の生活を終え、大阪の実家に戻ってきました。英語では落ち着かない旅の生活を「アウト オブ ア スーツケース」と表現しますが、まさにスーツケースを持って晩夏から秋、そして初冬の日本を西へ東へ、そして北へ南へと移動する生活でした。常夏の国に住み慣れた者にとって、季節の変化の中を旅するのはなかなか大変です。特に今回五年ぶりの秋・冬を経験する私は、持っていた衣類があれもこれもゴムが伸びたり、変色したりして着ることができず(サイズはなんとか大丈夫!)、行く先々で気候に合わせて衣類を購入。その上、色々とお心尽くしの品をいただいたりで、出発した時十三キロくらいだったスーツケースは最後には二十キロ近くになっていました。右肘を二年近く前に痛めて以来、なかなか完治しなかったのですが、旅の間あまり悪化することもなく、また集会や個人的に人と会うことがほぼ毎日あったにもかかわらず、風邪ひとつひくこともなく元気に過ごすことができたのは、本当に主の憐れみと皆様のお祈りのおかげでした。感謝しています。 [...]

M国ツアーに参加して -参加者の証 その3-

M国で受けたチャレンジ ―ES姉― 私がこのトリップで神様から受けたチャレンジは、与えることを惜しまない生き方をするということです。特に、孤児院を周る中で強くそう思わされました。自分が彼らに何かを与えるために、分かち合うために行くのだと思っていましたが、実際に与えられたのは私で、満たされたのは私でした。子供達の賛美や熱心に祈る姿に励まされ、また、たくさんのことを教わりました。 本当に小さな子供から高校生くらいの子まで、たくさんの子に会いましたが、言葉が通じない私に対してずっと笑顔で話しかけてくれました。誰一人として、言葉が通じないからといって去って行った子はいませんでした。ここでも、伝わらないとすぐに諦めてしまっていた自分に気付かされました。 [...]

恩人たちとの再会   一時帰国中 佐味湖幸

十月の教会訪問は新しい方々との出会いもありましたが、嬉し懐かしの再会がいくつもありました。 四国では、高松西キリスト教会の伊藤武彦先生と四年半ぶりくらいでしょうか、お会いしました。先生は私が宣教に関心を持つために主が用いられた人の一人です。私がまだ小学校の高学年か中学生になったばかりの頃、大阪の母教会、昭和聖書教会で海外宣教部の活動を活発になさり、子供達のためにも海外宣教祈祷会などを開いて啓蒙してくださいました。当時ガリ版で刷った海外宣教の資料を見せてくださいました。懐かしかったです。私も下の弟たちもこの祈祷会で育てられました。 九州福岡では、福岡聖書教会の井ノ上先生と再会できました。先生には高校生の頃からキャンプなどでお世話になり、そして私が宣教師への召しを確認した直接のきっかけになる宣教地視察旅行を共にし、またその後も福音交友会の海外宣教部やOMF日本委員会の委員として、導き励まして下さいました。今日の私があるのは先生のおかげと言っても過言ではありません。 [...]

教会巡回の恵み(3) -留学生との出会いと懐かしい人との再会- カンボジア宣教準備中 西村信恵

「僕の研究室にいた○○さん、同じ研究室にいるときに求道し始めたのですが、先月からケニア留学して、そこで最近主を受け入れて洗礼を受け、聖書の学びを続けていると連絡をもらいました。彼女の信仰の成長のためにぜひ祈って下さい。帰国した時、ちゃんと母国の礼拝に順応できるように、家族にどう説明するのか知恵が与えられ、勇気が与えられるようにお祈りしてください。」「僕の研究室に先週来たカンボジア人留学生のために祈って下さい。早く日本の生活に慣れるように。神様を知ることができるように。」 [...]

とりなしの祈り    日本 総主事 菅家庄一郎・容子

クリスマスおめでとうございます。今年も皆様のお祈りとご支援をありがとうございました。今年の後半は特に帰国する宣教師が多く、皆様の教会では、「OMFの宣教師が毎月やって来るなー」と思われた方があるかもしれません。宣教師をお迎えくださり、報告に耳を傾けてくださった皆様に心から感謝を申しあげます。 一月にある奉仕のためにモーセの生涯を学んでいます。モーセの生涯において特徴的なことは「とりなしの祈り」ということです。様々なところで、モーセはイスラエルの民のために神と格闘するような祈りをしたことが聖書に記されていて、そこから多くのことを学びます。 出エジプト記の一七章八節から一六節は有名な箇所です。レフィディムでイスラエルはアマレクと戦います。イスラエルが戦っている間、モーセは手を上げているとイスラエルが優勢になり、手を降ろしているとアマレクが優勢になります。モーセがイスラエルの勝利のためにとりなしの祈りをしている姿です。 [...]

シドニーでの会議と研修会 日本ディアスポラ伝道 横山好江

数カ月にわたって祈りの課題に挙げておりました、シドニーでの会議と研修会では、期待以上の収穫を得ることができ、主に感謝し御名を崇めています。祈りの友の皆様のお祈りとお支えを心より感謝します。 ディアスポラ伝道部リーダー会議は普段はスカイプで行なっていますが、年に二回顔と顔を合わせて開かれます。場所は部全体の状況と必要を見ながら主の導きを求め決めます。リーダー会議が以前シドニーで開かれたのは八年前でした。オーストラリア(豪)とニュージーランド(新)は、伝道対象である東アジア人の人数からして、もっと働き人が必要です。しかしディアスポラ伝道部としては、その地域を担当するリーダーが与えられておらず、願うように働きが進められていないのが現状です。何とかリーダーが与えられるように、ということも会場を決める際の一要因でした。この点において、結果的には具体的進展は無いのですが、そのための素地が固まった実感があり、感謝しています。 [...]

粘り、詰め 一時帰国中 有澤達朗・たまみ

先月号で次のように書きました。「十一月は、六月末に提出した論文が外部審査員から評価を受けて戻ってくるはずです。それに基づいて修正を加えるのに十二月と一月を費やすことになると思われます。」 実は、十月に評価が出て、指導教官から「大学のメールを見るようにダニエル[あなたの夫]に伝えよ!」という促しが家内に来て気が付いた次第。その時点で、訂正作業に与えられた十二週間の内、二週間がすでに過ぎていました。『エズラ記』や『ハガイ書』が楽しくて、すっかり論文のことを脇にのけ、大学の電子メールに蓋をしていたのです。 二人の審査員のうち、オーストラリア国内の方は「ある程度の訂正をして合格」をくださり、全体的に非常に高く評価してくださいました。もう一人はアメリカの方で「かなりの訂正を加えて合格」という評価で、厳しい批評と多数の訂正案をくださいました。二人を総合して、指導教官は「指摘された箇所を直せば、骨子を変更する必要はない、積極的な評価である」とのまとめ。 [...]

みこころに仕えるために カンボジア 今村裕三・ひとみ

サムクイ村が属するセーサン地区は、主にラオス人が住んでいることが分かってきました。彼らになに人ですか、と聞くとクメール人と答えますが、日常的に話しているのはラオス語です。子供たちは小学校でクメール語で教育されていますが、友達と遊んでいる時はラオス語。訪問をし、年配の人と話す時は、クメール語では十分でない時もあります。使徒の働き十三章三十六節に「ダビデは、その生きていた時代において神のみこころに仕え」たとありますが、私たちも定年までの十五年ちょっとの間、セーサン地区の人たちに仕えていくためにラオス語を学んだほうがよいと導かれるようになりました。ラオス語も北と南では随分と表現が違うようなので、南の地方都市で学ぶことができるように祈っています。まず来年一月に、一ヶ月ほど語学研修に行ってきます。歳も歳ですので、神様が必要な能力を与えてくださって、学びを進めることができるようにお祈りください。 [...]

M国ツアーに参加して -参加者の証 その2-

―AA姉― 今回のM国ツアーは、私にとって初めての海外ミッショントリップです。約三年前にクリスチャンになり、全く新しくされた私。日々の生活の中で、救いの喜びをノンクリスチャンの友人や職場の人に伝えることは、私にとって大きな喜びであり、同時に苦しみでもありました。海外から日本へ来ている宣教師との出会いや、御言葉、祈り、そして、自分自身が伝道をしていく中で、海外へ出て行きたい、宣教師になりたいという熱い思いを持つようになりました。 [...]

主が導いてくださる カンボジア 今村裕三・ひとみ

ストゥントラエン州の教会開拓のために州都に住み始めて都合三年が経ちました。当初、祈っていた州の南側の地域は道が開かれませんでしたが、州の東側のセーサン地区のサムクイ村で開拓伝道の道が開かれました。地域教会との協力関係も数年経ち、安定したものになってきました。しかし、その教会は未伝の地に伝道する意欲はあまり見られません。私たちだけでサムクイ村を訪問するようになって一年が過ぎ、小学校での図書館支援が始まり、新しい出会いが少しずつですが与えられて感謝です。十一月から新学期が始まりますが、毎月良書を寄贈していく予定です。その中にはキリスト教の観点から書かれた本も含まれます。子供たちが本を読む喜びを知ることができますように。また、担当の先生や地域の方々とよい関係が築かれていきますようにお祈りください。また、二人だけの働き人なので、今後どのように働いていくのがよいのか考え、また地域教会とも話し合う時が与えられるよう祈っています。 [...]

教会訪問中です   一時帰国中 佐味湖幸

台風が次々と日本列島を襲い、大きな被害があちらこちらに出たようです。被災地の方々の上に主の慰めと力を心からお祈りします。 九月から教会訪問(デピュテーション)が始まりました。今月は少しゆっくりめに関西のゆかりの教会を訪問させていただきました。前回の訪問から二年が経ちましたが、大人はそんなに変わっていなくても(中には、少し変わられた方々もいらっしゃいますが)、子供達はものすごく成長しているのにびっくりさせられます。どこの教会も子供が少なくなっている状況はあると思いますが、みことばを慕って熱心に話に聞き入る子供達を見るのは嬉しいことです。神様が宣教への思いを幼い頃から持たせてくださるようにと祈ります。 毎回のことですが、毎月の宣教ニュースをしっかりと読んで、その内容について質問やコメントをされる方々がいらっしゃいます。本当に頭が下がります。こういう方々は真に宣教を共に担ってくださっている方々だなと思います。 [...]

神の主権の中で カンボジア宣教準備中 西村信恵

九月半ばの台風が過ぎた日に関東から関西に移動し、教会巡回を続けています。初めにお世話になった唄野先生宅でのお食事の際、奥様が箸入れに「我が臨在汝とともにゆく遍し」という出エジプト記三三・一四の御言葉を書いて出してくださいました。偏在される神様の臨在が共にある、という御言葉です。新改訳では「私自身が一緒に行って」となり、その後「あなたを休ませよう」と御言葉が続きます。巡回も四か月目に入り、移動も多く疲れがたまってきた中でしたので、なかなか一定の場所にいることができないけれども、「神様ご自身が一緒に行ってくださり、休ませてくださる」との言葉にとても励まされました。 [...]

若者を招き入れる    日本 総主事 菅家庄一郎・容子

九月八~十日は春日井栄光キリスト教会で奉仕させていただいた後、日本大学・明治大学KGK合宿で奉仕をしました。学生たちが忙しい中で準備し、御言葉から教えられている姿に励まされました。また、九月一八~一九日は東海地区KGKファミリーキャンプで容子と二人で奉仕をしました。日本の若い夫婦は共働きの夫婦も多く、子育ても簡単ではありません。その中で聖書が教えるように夫婦の関係を最優先することは簡単ではありません。「いい父親からいい夫にウエィトを移していきたい」というある参加者のコメントには励ましを受けました。 [...]

取材していただきました 日本ディアスポラ伝道 横山好江

十一月に入り、祈りの友の皆様はクリスマス行事の準備に入っている方々も多いでしょうか。寒さが増す中、霊肉共に守られ、良き準備が進められますようにとお祈り致します。 九月十九日の月曜日、祝日で少しゆっくり過ごしていたところに電話を受けました。日本CGNTVの方から、私が書いた小冊子「帰国者クリスチャンを理解するために」の取材依頼でした。翌々日にスタジオで収録するとのこと。この小冊子を、このような形で取り上げていただけるのは何よりの事ですので、突然の出来事と驚きながら、また短時間で充分な準備ができるか不安に感じながらも、依頼を前向きに受け留めさせていただきました。あるセミナーを収録したJCFNの岡田千尋さんからの紹介とのことでしたので、折角の紹介は神の導き、何かの穴埋めだったとしても、それも神の配剤と受け留めました。 [...]

祈りの答え   一時帰国中 坂本朋子

いつも皆様のお祈りに心から感謝いたします。このレポートが皆様の元に届く頃には私はすでに日本に帰国していることと思います。今月でタイでの二期目が終わりました。多くの方のお祈りと共に、主の恵みとあわれみによって今期を全うすることができました。健康面でも不安を抱えながらの二期目でしたが、大きな問題もなく守られたことや、自分には抱えきれない重荷を負って潰れそうになった時にも、倒れずに働きを続けることができたこと、タイ語の学びも辛かった試験の準備さえも最後まで主が力をくださったことなど、いつもこの弱き者を主の御手が支えてくれたことを思い返し、感謝の思いで一杯です。 [...]

エズラ、ネヘミヤ、ハガイ、ゼカリヤに聞く 一時帰国中 有澤達朗・たまみ

帰国直後の八月は規定に従ってゆっくりと休養をとらせていただきました。「からす」のような供給者の方々がこっそりと、差し入れを届けてくださいます。特に、北海道地区担当のOMF委員の井口敏明牧師をとおして、様々なご配慮をいただき、九月から北海道での教会訪問が順調に始まりました。 宣教地で生活し、日本事情に音痴になっている私たちと、日本の教会を調整しながら繋ぐ役割を担ってくださるのがOMF日本委員会の委員の方々です。多くの場合、普段から十分すぎるほど多忙を極める牧師や教職の方々で、加えて帰国宣教師への牧会配慮をしてくださることに頭が下がります。 [...]

拓く精神 一時帰国中 有澤達朗・たまみ

去る六月、冬のメルボルンから普通に暑いタイへ戻ると、その暑さが心地良く感じられました。でも体はそうはいかず、ちょっと動くだけでも汗がたらたら。特に頭、顔からはぽたぽたと汗が落ちてきます。今回ほどエアコンの部屋にほっとし、扇風機を付けっぱなしにしたことはありません。 そして八月に北海道に帰国。爽やかな夏のはずの北海道は例年になく蒸し暑く、まるで雨季のチェンライの我が家にいるようでした。三つの台風の影響で多くの被害が関東から北海道にもたらされ、主の癒しを祈っています。テレビで、アナウンサーか気象予報士の方が「北海道は亜熱帯チックになった」という言葉を使っていました。そういう言葉ができてしまったのかと驚き、子供の頃の穏やかな天候は別時代か別世界のようです。 八月初旬の帰国時、千歳空港に到着してほっとしたのでしょう、からだ全体から力が抜け、へなへなと座り込んでしまいました。そういうわけで、八月いっぱいゆっくり体を休めました。 [...]

主が成長させてくださる カンボジア 今村裕三・ひとみ

八月第一週目にOMF宣教師のための訓練会を導きました。霊的成長のためのコースでした。その中で神様からの召しと賜物について思い巡らす時がありました。自分の欠けているところにも気付かされました。十一人の参加者もそれぞれに神様からの語りかけの時になったようで、主に感謝しました。その後、私は約三年ぶりの休暇をいただき、霊肉ともにゆっくり休む時が与えられました。OMFの休暇施設で美味しい食事を頂きながら、御言葉の思い巡らしと積ん読になっていた本を読んだりし、充電の時を持てました。 さて、カンボジアではようやく田植えが始まりました。今年は雨が少なく二ヶ月遅れの田植えです。次年度に必要な米が与えられるように祈ります。田植えの前には土を耕し、恵みの雨を待っていました。サムクイ村の小学校の図書館支援の働きや訪問は、田植えの前の土地の耕しのときと同じだと思います。バプテスマのヨハネの働きがイザヤ書曰く「曲がった所はまっすぐになり、でこぼこ道は平らになる」ように、サムクイ村の人たちが、イエス・キリストの福音を受け入れるよき備えになるように祈ります。皆さまのお祈りを心から感謝します。(裕三) [...]

あれから三十年   一時帰国中 佐味湖幸

八月初めの三週間はタイのチェンマイで過ごしました。当地で行われていたあるOMFフィールドの会議に顔を出して、ニューホライゾンズのメンバーを慰問し、二週間の宣教学集中講義で学び、一週間の休暇をいただきました。 そこでふっと思い出したのですが、今からちょうど三十年前の八月(だったと思う)、私は生まれて初めての海外旅行をしました。当時バンコクで働いていらした牧野先生ご夫妻を訪ねての宣教地視察旅行でした。私の母教会が属する福音交友会では、その十年以上前から(私が小学生の頃)「将来福音交友会から宣教師を送り出す」というビジョンをもって海外宣教基金を設置し、捧げてきましたが、肝心の働き人が起こされない、そこで待っていても仕方ないから、交友会から宣教地を視察訪問する旅行を企画しようということで、その記念すべき第一回が三十年前、一九八六年のタイ宣教地視察旅行だったのです。井ノ上薫先生(現、JECA福岡聖書教会牧師)をリーダーに福音交友会から女性三名、男性二名が参加しました。 [...]

教会巡回の恵み(二) -信仰の先輩たちとの出会い- カンボジア宣教準備中 西村信恵

教会巡回をしていると、祈祷会では特にご年配の方々に多くお会いします。ある教会では、三十七度ある猛暑日の午前中が祈祷会でしたが、参加者は二人を除いてすべて七十歳以上の方々が集ってこられました。祈るために坂道を上ってこんなに多く集まられるのだな、と皆さんの祈祷会への姿勢に教えられ、雨季に水かさがひざ上まで浸かっても、水の中を歩いて、時間をかけて祈りに来ておられたカンボジアのクリスチャンたちを思い出しました。 [...]

リレーのように    日本 総主事 菅家庄一郎・容子

リオ・オリンピックが終了しました。オリンピックの見どころの一つはリレーでした。水泳でも陸上でも、リレーには個人戦にはないスリルがあります。 私と妻は一九九五年十一月に、OMF宣教師としてカンボジアの地に到着しました。カンボジアの大学生、青年に福音を伝えたいというのが私たちの願いでした。そしてキリスト者学生会がカンボジアにも起こされるように働きかけました。自分たちで伝道するだけでなく、様々な学生伝道団体や学生寮の責任者、カンボジア人牧師に協力を要請しました。しかし、ほとんどの場合うまくいきませんでした。 二〇〇八年四月よりOMF日本委員会の総主事になるように導かれましたので、始まったばかりの学生伝道の働きはどうしたらいいのだろうと主に祈り求めました。すると主は、インドネシア人のパサン師一家をカンボジアに派遣してくださいました。 パサン師夫妻は、他の宣教師たちと共に、私たちが残した小さな群れをさらに導き、カンボジア・キリスト者学生会(SONOKO)を育ててくださいました。しかし、彼らもまた、母国へ帰ることになりました。 [...]

欧州で邦人伝道を進める兄姉 日本ディアスポラ伝道 横山好江

前回の報告で書きました、夫と共に担当した「ヨーロッパ・キリスト者の集い」(ドイツ)での「帰国者セミナー」は、予想通り少人数の参加となりましたが、御心の方々と御心の学びを、との祈りに主が答えて下さったことを心から主に感謝しています。祈りの友の皆様のお祈りをありがとうございました。 前年は「帰国後の信仰生活」と題されていましたが、今回はご自分がこれから帰国する方よりも、欧州在住で欧州各地の日本語教会・集会で奉仕しておられる兄姉がほとんどでした。少人数ですので、まずそれぞれのニーズを語っていただくことができ、これから帰国する方をどのように導いて日本に送るかという観点から語らせていただき、皆で分かち合うことができました。 [...]

祈りの答え   タイ 坂本朋子

八月は主に二つの感謝なことがありました。メーチャンの有澤先生ご夫妻の下で実習を終えた東京基督教大学の学生お二人が、八月一日から四日までチェンマイに滞在し、チェンマイでの様々な働きを視察しました。OMFが始めたチェンマイ神学校を訪問し、チェンマイ日本語教会の祈祷会に参加し、観光も少しだけ楽しみました。帰国する前日はホート郡におけるエイズケアの働き、HIV感染者の家庭訪問に同行してもらいました。学生お二人にはあらかじめ日本語の賛美を用意してきてもらい、訪問した家族の前で歌ってもらい、私がタイ語で賛美の歌詞の意味を説明しました。今回訪問した三家族とも大変困難な状況に置かれています。親だけでなく子供もHIVに感染しており、ある家庭は不法居住地にトイレも電気も何もない状態で住んでいます。そのような劣悪な環境で暮らしている人々に出会い、辛い現実を目のあたりにして二人ともショックを受けていましたが、こういう事実を若い時に自分の目で見て知ることも大切なことだと思いました。これから神様が若いお二人の将来をどのように導いてくださるか期待しつつ見守りたいと思います。 [...]

イスラム教徒を愛するために -デミ・ミーア師-

ある日の午後、私はルソン島北部バギオ市の市場にいました。何人かのイスラム教徒たちが衣料品を売っている一角を通りかかった時のことです。同じようにそこを通りかかった地元男性のグループの一人が、イスラム教徒たちに向かって突然こう叫んだのです。「アブサヤフ!テロリスト!バギオから出て行け!」私は一瞬びっくりしましたが、すぐに「そんな風に言わないでくれ。彼らも僕たちと同じ人間じゃないか」と言い返しました。 男たちが去った後、私はイスラム教徒の男性の一人に近づいて行きました。彼の顔からは血の気が引いていましたが、震える声で彼はこう言いました。「ありがとう。僕たちはただ平和に暮らしたくて、ここにいるんです。ミンダナオではいつも暴力をふるわれていたものですから。」それに対し私は何とかこう答えました。「私の兄弟、君は私の隣人です。私の主、イサ・アルマシ(イエス・キリスト)は『自分自身を愛するように隣人を愛せよ』と言われました。たとえあなたが私の敵だったとしても、イサ・アルマシはあなたを愛しなさい、と私に言ったでしょう。」 [...]

再会と別れ   タイ 坂本朋子

  タイは雨季の真っ只中、時折激しいスコールのような雨が降るときもあれば、日本の梅雨のように一日中降ったりやんだりの日もあります。 タイは言わずと知れた仏教国ですが、特に雨季になると仏教がこの国の人々の生活にいかに影響力を与えているかを改めて思わされます。道を歩くと何処からか大音量の音楽が‥‥。その音の方に目をやると、その音楽に合わせて踊る人々の行列と出家者を乗せたピックアップトラックがゆっくりと寺に向かって行きます。雨季の間僧侶が寺にこもって修行するカオパンサー(入安吾)の前になると、タイの地方ではこのような光景をよく目にします。タイの成人男性が一週間、一か月といった短い時間でも一時的に出家することは、タイ社会の中では当たり前になっています。出家は成人式のような意味もありますが、タイ仏教の中で多くの徳を積む行為とみなされており、その徳は自分だけでなく親に対して多くの徳を与えるものと考えられています。そのため出家はいわば親孝行の行為でもあるのです。 [...]

2組の短期チーム 北タイ・ミェン族 有澤達朗・たまみ

バンドゥーラ教会の九人からなる短期チームは九カ月の周到な準備と訓練を受け、訪タイ。チェンライ県ミラクル寮を中心に、チェンマイ県、パヤオ県のミェン族教会をも訪問。寮の子供たちは十才から十七才までいるのですが、全部まとめて教えた英語クラスも、からだ全体を使いゲームを通して学ぶように準備されており、大好評でした。 三篇のマイム「罪の本質」「仲介者イェス様による救い」「心を見る神」によって、ミェン語が話せなくても神様の言葉を伝えることができました。また通訳を通して全員が行った証しも各地で用いられました。 メンバーの一人に教会役員で電子機器会社を経営する人がいました。彼を始めほとんど全員が所かまわずスマホ撮影をし、オーストラリアの家族と連絡を取り合う。役員は責任感から、その日と翌日の活動、祈祷課題を、編集したビデオを添付して、毎晩バンドゥーラ教会に送る。百人以上の兄弟姉妹が毎日祈っていてくれました。役員は中学生の息子さんとほぼ毎晩、深夜を過ぎるまでその作業をしました。当然、睡眠不足のため翌日のハードな行程について行くことが困難になります。 [...]

主に導かれて カンボジア 今村裕三・ひとみ

クラチェ教会牧師夫人のミャカラー姉に半年ぶりに会いました。彼女はレストランで午前中と夕方から夜まで、夫のセイハー牧師は昼間同じレストランで働いています。 最初の雇い主(四年前)はクリスチャンで、教会の用事を優先させてくれて良い待遇でした。しかし、そのお店を引き継いだ次の雇い主は、未信者で教会についての理解はありません。噂では来年からそのレストランが夜にバーを始めるようです。ミャカラー姉は料理担当なので、お酒の相手をする事はないようですが、牧師夫人としてバーで働くのは不適切と考えている。またバーを始めるなら、夫婦揃って辞めると職場には伝えてあるそうです。しかし、夫婦二人の給料が無くなると、教会からの謝儀のみで生活ができるのかと不安なようです。 一方、今の仕事は夫婦が入れ違いになり、二人で過ごす時間がほとんどない。唯一の休日の日曜日も礼拝などであっという間に終わってしまう。近頃は忙しすぎて教会学校ができない。疲れて朝が辛いなど話してくれました。 [...]

主とともに移動!    シンガポール 佐味湖幸

七月は移動の月です。一年間教会訪問のためにイギリスに一時帰国していたグリフィス師夫妻は、シンガポールでの副総裁の働きに帰任しました。しかし、落ち着く暇もなく九月には南米を三週間ほど訪問し、来年一月からはブラジル在住でニューホライズンズの宣教啓蒙の働きをすることになりました。モザンビーク、カンボジアで宣教の働きに従事し、八年前からシンガポールで国際リーダー の一人として働いてこられましたが、今度はブラジルです。モザンビーク時代にマスターしたポルトガル語が用いられます。最近、ブラジルからの宣教師志願者が非常に多く、誰かが現地にいて対処しないと難しい状況になってきている時でした。主の時、主の選びの夫妻です。 オリエンテーションコースに来ていた二十三人の新人宣教師たちは、三週間の研修を終えてそれぞれの宣教地へと向かいました。このコースにはニューホライズンズからはチリの女性一人が参加。良い友達も出来たようで、充実した訓練と準備の時だったようです。OMFが働き人たちをよくケアする(面倒見がいい?)ことに非常に感心したようです。シンガポールの隣国に派遣されました。 [...]

教会巡回の恵み 日本 主事 西村信恵

「ミーン、ミーン」四方八方から聞こえる蝉の声に囲まれながら、実家のある長門で現在この原稿を書いています。皆様がこれを読まれる頃は、この声も「ツクツクボウシ」に変わり、暑さも少しはやわらいでいるでしょうか?私の教会巡回の為のお祈りを感謝いたします。 [...]

みんなでミッション    日本 総主事 菅家庄一郎・容子

七月一七日~一八日にかけてJOMA(海外宣教連絡協力会)主催の世界宣教セミナーが開催されました。私は準備委員長として奉仕しました。のべ二百五十名前後の方々が集まり、様々な点から世界宣教についての啓発がなされました。 主講師の鎌野直人師は、一日目は創世記十二章一~三節より「十字路に発/立つ」と題して語られました。アブラハムは当時の世界の交通の要所(十字路)に向かって行くように命じられた。世は十字架(苦難)を避けるが、宣教は十字架(苦難)の中で進む。自分が変わること、傷つけられることを恐れては十字路に発つ/立つことはできない、とチャレンジされました。 [...]

「ヨーロッパ・キリスト者の集い」より 日本ディアスポラ伝道 横山好江

ドイツのザーベルスタインにて、この報告を書いています。「第三十三回ヨーロッパ・キリストの集い」に参加するため、昨日日本から到着しました。七月二八日の午前零時五〇分に羽田を出るフライトに乗り、同日午前七時四〇分にシュトゥットガルト空港に着き、約六時間そのまま空港で待ち時間を経て、「集い」の開催者が用意して下さった乗り心地の良いバスに約一時間乗り、会場であるザーベルスタインに着きました。今回の主催者はスイス日本語福音キリスト教会。これで何度目の開催になるでしょうか。過去の豊かな経験が生かされ、準備されたしおりから溢れ出る行き届いた心遣いが伝わってきます。私も祈りの課題に挙げていましたので、祈りの友の皆様の祈りに主は豊かに応えて下さいました。御名を崇めます。 [...]

二つの大国の間で -中国・インドと東南アジアー

近年の経済成長によって中国とインドは世界中の注目を集めています。しかし、アジアの大国としての両国の重要性は、ミャンマー、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナムといった国々にとっては今に始まったことではありません。歴史的に見ても、かつてインドから東南アジアへモン・クメール系民族が、そして現在の中国にあたる地域からはタイ系の民族が南下しています。ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジアの主流な宗教である小乗仏教はインドから伝わり、過去七十年間共産党政権下にある中国からも、多数の漢中国人が東南アジアに南下し、移住先で地元人と結婚し、多くの街々でビジネスエリート層として活躍しています。このように、これらの国々におけるインドと中国の存在感の大きさは長年にわたるものですが、今日私たちが目にしている状況は、今までとは違う新しい影響力です。 [...]

次世代へのバトン継承 日本ディアスポラ伝道 横山好江

祈りの友の皆様がこれを手にされる頃は、連日真夏日となっていることでしょう。お一人お一人の心と体が守られ、主との歩みが祝されるようお祈り致します。 KGK(キリスト者学生会)中央線ブロック祈祷会に招かれて、私が関わっている在外邦人伝道と帰国者ミニストリーの働きの紹介をさせていただきました。毎年六月は海外宣教月間として祈って下さることは大変感謝です。大学生クリスチャン達の賛美と祈り、そしてそれぞれが学内や学外活動を担い進めておられる姿にとても励まされました。学生の中には海外経験者や留学生もおられ、また今年末にアメリカで行なわれるイクイッパー・カンファレンス(北米で導かれた者達が整えられて帰国するという目的)に参加を予定しているKGK主事や学生もおられ、話が弾みました。若い方達がそれぞれの持ち場立場で主イエスの証人、また弟子として励んでいる姿に接することができ、大いに主の御名を崇めました。 [...]

再会と別れ   タイ 坂本朋子

六月は嬉しい再会と寂しい別れがありました。前者はかつてラン パーンでの教会開拓チームで一緒に働いていたマンディサ師との再会です。彼女は教会開拓を離れてタイ国フィールドの短期宣教プログラムのリーダーとして働いていましたが、六月からメコン川流域フィールドのオフィスで働くこととなり、住む場所もバンコクからチェンマイに変わりました。働く場所が変わったり、それぞれ母国に帰ったり、この数年間の間にお互いの状況は大きく変わりましたが、私たちの友情はずっと変わりませんでした。孤独になりがちな独身の宣教師にとって、心を開いて交わり祈りあえる友は必要不可欠な存在です。こうして神様がマンディサ師をチェンマイに導いてくれたことは、お互いにとって本当に大きな支えとなっています。 [...]

論文提出、チームの受け入れ 北タイ・ミェン族 有澤達朗・たまみ

六月二五日、奇しくも百五十年前ハドソン・テーラーがCIM(中国奥地伝道団)を始めた日に、論文(ミェン語総合文法)を提出することができました。 準備や下見を含めて五年間、ミェン語文法執筆のためお祈りくださりありがとうございました。六月二五日、バンドゥーラ教会がチェンマイに着いた日に、OMFの事務所からオーストラリアの大学へ提出することができました。短期宣教チームは私がコンピューターから論文を提出する様子をビデオに撮り、その場から教会へ報告しました。その夜、チームはチェンマイのナイトバザールで論文提出祝いの食事をしてくれました。主任牧師からすぐに「おめでとう」のメッセージが届き、日本の諸教会、オーストラリアの教会、シンガポールの教会を含め、いかに多くの方々の祈りが、この働きのために捧げられてきたのか、改めて確認するときとなりました。みなさん、本当にありがとうございました。 この後は、二人の外部審査員が三~四カ月かけて論文を読み評価します。戻って来た評価に基づいて訂正などを施し、完成版を日本からオーストラリアへ送り、すべて完了です。 [...]

先導してくださる主 カンボジア 今村裕三・ひとみ

サムクイ村への訪問を始めて一年が経ちました。先日村の小学校を訪ね、学校図書館の支援をすることになりました。今年から始まったばかりの図書館です。図書館司書は、その学校で教えている先生の一人のトーン先生(男性)です。今年の春に教育省主催の図書館司書の研修を受けただけの先生ですが、忠実に学んだことを実行しています。小学校は午前と午後の入れ替え制で、トーン先生も授業と図書館の管理の二足の草鞋を履いています。この小学校には幼稚園から六年生まで二百六十人の生徒がいます。現在の図書館の蔵書は約九十冊。同じ本もありますので、実質では五十冊くらいでしょうか。生徒も同じ本ばかりだと図書館に飽きてしまいます。カンボジアはポル・ポト時代とその後の内戦の影響か、読書の習慣がありません。十数年前に医学部の学生に教える機会があった時に学生たちが(医師も)教科書を読まないことに衝撃を受けたことを思い出します。学力向上のためにも読書は必須です。私も図書館に随分お世話になりました。また、読書の習慣は聖書を読むことに繋がります。 [...]

ああ、独身!    シンガポール 佐味湖幸

オリエンテーションコース中に「宣教地で独身者として生きる」ことについてのクラスを、ここ四年ほどもう一人の方と共に担当してきましたが、六月はOMF以外の所で、独身者として生きることについて話をする機会が二回与えられました。 一つは私が毎月参加している教会のお手伝いさんの会です。フィリピン、インドネシア、ミャンマー、インド北東部などからお手伝いさんとして働くためにシンガポールに来ている彼女たちは、必ずしも独身とは限りません。既婚で子供が母国にいる人たちも半数くらいいます。しかし、シンガポールで働いている限りはご主人や子供たちと一緒に過ごしているわけではない『単身赴任』状態ですから、独身者が異文化の中で生きる時の孤独、恐れなど共通の課題があります。キリストの内にアイデンティティーをもつこと、神様の前に自分は何者であるかをはっきりと確認することの大切さと、主が共にいてくださることをいつも覚えることの大切さをお分かちしました。 [...]

神さまのご計画の中で 日本 主事 西村信恵

デピュテーションが始まり一か月半経ちました。すでに三か月以上たっているような気持ちがしています。初めて伺う所もありましたが、ほとんどの所は十年ぶり、中には十四年ぶりの所もあり、その間覚えて忠実に祈ってくださった方々もおられ、心から感謝しました。北海道の七飯福音教会に行った時のことです。十年前に牧師先生と教会員の川越さんと共に、ニャックルアンを訪問してくださった渡邉さんの家でお世話になりました。この方のお話しでは、十年前カンボジアから帰ってきてから、海外宣教のための教会の献金が始まったということでした。そして渡邉さんご自身も毎月捧げてこられたということ、この献金がたまり去年 [...]

感動をもって    日本 総主事 菅家庄一郎・容子

主の聖名を賛美します。いつも変わらぬ皆様のお祈りとご支援を心より感謝申し上げます。 六月一九日はイムマヌエル富士見台キリスト教会の主日礼拝「こころの泉アワー」で奉仕しました。伝道メッセージを礼拝でさせて頂き、午後は信仰継承・家族伝道というテーマで話しました。昨年完成したばかりの新しい教会での暖かい交わりを感謝しました。 六月二〇日からは札幌・定山渓で開かれたOMF日本フィールド・カンファレンスに参加しました。世界各国からOMFを通して来られ日本で働いている宣教師の皆さんとよい交わりの時が与えられました。 六月二五日は札幌聖書キリスト教会を会場に「いっしょにミッション」を開催しました。井口敏明OMF委員の司会、杉本潤KGK主事のメッセージ、昨年M国ツアーに参加した橋本一空兄の証、西村信恵師の証、私のOMF紹介と盛り沢山でした。雨のせいか参加者が少し少なかったのは残念でしたが、よい集会となりました。お祈りを感謝します。 [...]

教育と宣教 -ピーター・ローワン師ー

OMF宣教師としてタイで奉仕したデニス・レノン師は、晩年「教育の現場における証しの戦略的重要性」について語りました。私はそのような教育の恩恵に預かった一人です。今も私の書棚には中学生の時、先生がくれたジョン・ストット著の本があります。教育の現場において、長期間にわたり教室や地域社会でよい証しをするクリスチャン教師は、宣教において重要な存在です。その働きを過小評価しないようにしたいものです。 無償の奉仕 [...]