宣教ニュース

平和を作るものは幸い   ピーター・ローワン師

最近韓国で私は平和をもたらすために教会はどんな役割があるのか、どのように統一に向けて準備していったらよいと思うかと質問されました。 大きな質問ですが、とりわけ朝鮮半島全体が現在直面している問題を思う時、これはさらに大きな問いと言えるでしょう。 聖書は平和について多くを語っています。ペテロは「神はイエス・キリストによって、平和を宣べ伝え、イスラエルの子孫にみことばをお送りになりました。このイエス・キリストはすべての人の主です」(使徒十・三六)と言っています。新約聖書の学者ハワード・マーシャルは「神の平和を体験したものは、その平和を他の人々に伝える代理人として召されている」と書いています。では「平和の主」(Ⅱテサロニケ三・一六)に従う者たちが平和の使者となるためには大きく言ってどんなことが必要なのでしょうか。 一.福音への自信 [...]

泥水の底で タイ ミェン族 有澤達朗・たまみ

家屋移動のさらにその後。例年なら乾期の中で三月末から猛暑になるはずでした。けれども今年は涼しく、五月末まで降らないはずの雨が、それも嵐のような大雨が連日のように降りました。大家さんの考えでは店子の家屋移動は毎年の洪水対策のためでしたから、敷地全体に盛り土もしました。雨期になる六月以前に済ませたいと考えていました。ところが季節外れの大雨が三月から五月にかけて降り、新しい土は固まる暇がありません。家の前はドロドロです。「こんなはずではなかった…」と頭を抱える大家さん夫婦。敷地内の三軒の移動と改築が思うように進まないまま、本来の雨期、六月を迎えました。 最初に手掛けた我が家は何とか五月の中ごろに改築が終わりましたが、あとの二件の改築のために、今でも大工さんたちの車が頻繁に出入りしています。砂、砂利、セメントなどを搬入するダンプも出入りします。そのたびに我が家の前と横はグチャグチャの泥の轍となります。 [...]

大きな変化の中で  日 本 佐味湖幸

五月はマレーシア、香港、上海と旅が続きました。そのためにお祈りくださった皆様ありがとうございます。 マレーシアではアジア派遣諸国の現総主事と次期総主事、またインターナショナルのリーダーたちが共に集まり、和気あいあいとした中に今後のOMFの歩みのためとても有意義な話し合いがなされました。また、その会議の後、プロジェクト・テモテ4と呼ばれる訓練会にも参加し、組織が変化していく過程やその変化の中でどのような人材が必要か、また人は変化の中を通る時にどのような心理的変化を通って、適応していくのか、そのような変化の中を通っている人をどのように助ける事ができるのかなどを学びました。私自身が大きな変化を通ろうとしている時に、まさに必要な学びの時であり、訓練に参加した人たちと共に祈る事が出来た事は本当に幸いでした。 [...]

日本人伝道と帰国者支援の広がり  在英邦人ディアスポラ伝道 相馬裕美

留学生カフェでジャパンナイトを開催しました。準備のために集まってくれたのは四人の日本人。うち三人はノンクリスチャンです。この日のために日本人同士協力して準備をしてきたので、お互いの信頼関係も深まりました。特に準備から参加してくれたMさんは、ダブリンで一度出会っただけでしたが、その後バーミンガムに遊びに来てくれて私の家に一週間泊まってジャパンナイトに参加してくれたのです。その後Mさんは私の行っている教会に来てくれたり、泊まっている間に私の「聖書集中講義」を三回受けたりしてくれました。ダブリンでたった一度だけ、しかも十五分ぐらいしか話さなかったのに、外国にいる日本人というだけですぐに仲良くなれるのです。イギリスに住んでいる特権だと思います。 [...]

新しい生活を前にして  カンボジア 今村裕三・ひとみ

「お身体大丈夫ですか?」と、先月のOMFニュースを読んでくださった方々に暖かい声をかけていただきました。私は来年に再検査が必要なだけで、体の不調は特に無く元気にしています。お祈り、ご心配をいただき感謝です。 皆さんがこのニュースを読んでくださる頃は、既にカンボジア(ストゥントラエン州)に戻り新しく住む家が見つかったか、探している時期です。以前住んでいた家の大家さんは、私たちが帰ってくるなら現在住んでいる人に出て行ってもらうと言ってくださったのですが、それは今住まわれている方にはよくない事ですのでお断りしました。新しく借りる家に私たちにとっては必要な網戸などをつけて頂くなどの必要があります。それは思ったほど簡単なことでは無く、多くの場合家を借りてから不具合が出て来て改修等をしてもらいます。 新しく探す家に対して安全・良い家主・洪水がない・安い…など、要望は切りがありませんが…家に落ち着くことが出来るように、また不在時の周囲の変化を的確に知ることが出来るようにお祈りください。 [...]

グローバル・リターニーズ カンファレンス(全国帰国者大会)  日本ディアスポラ伝道 横山好江

海外で主イエスに導かれた「帰国者」を対象としたグローバル・リターニーズ・カンファレンスが五月二~五日と富士吉田市で行われました。祈りの友の皆さんに祈っていただき、主が豊かに祝してくださいました。お祈りを心から感謝いたします。 参加者約三百五十名(うち約五十名が子供)。OMFディアスポラ伝道部の同労者である宣教師も、イギリス、アメリカ、オーストラリア、韓国から参加し、それぞれが良い交わりを与えられ、自らの働きに役立つ出会いが多く与えられました。 全体集会では、山﨑ランサム和彦師、渋沢健一師(ニュージーランドのクライストチャーチ)、立山仰師(ロンドン)のメッセージを通して恵まれました。最後の夜の集会では招きがなされ、教職は前に出て、希望者がそれぞれの教職のところに行って祈ってもらいました。私の所にも姉妹が二人来てくれて祈らせていただきました。それぞれの主の前に真摯な姿勢にこちらが感動して恵まれました。 [...]

国内主事への導き 国内主事 伊藤めぐみ

(6月号からの続き) 二〇一七年四月に主人が召され、自分自身の術後の回復を待ちつつ、今後の働きの導きを祈っていました。 元々の予定では、一年間の日本巡回の後に以前働いていた某国に戻るつもりだったので、全ての荷物は現地に置いてありました。同僚に大量の荷物を預かってもらっていたのですが、整理のために息子の夏休みを利用し、二人で宣教地に戻ることにしたのです。 久しぶりの場所、愛する人々、聞きなれた言葉や現地の雰囲気、どれもこれもが懐かしくてたまりません。私たちは荷物の整理をしつつ、空いた時間に同僚や友人たちと交わりを持ちました。多くの方々が主人の回復のために真剣に祈り、彼が亡くなった時には、危険を顧みず百名近い人々が宣教師祈祷会に集まり想い出を語り合ったとのことでした。 滞在中にも祈祷会があったので、これまでの報告と証しをするために皆さんの前に立ちました。その時、私は衝撃を受けたのです。それはそこに集まった人々の約半分は私の知らない新しい宣教師たちだったからです!その時主は私に語られました。「働きは彼らが担う。あなたは新しい道へ進んでもいい」と。 [...]

総主事室より

◇このところ海外宣教に関心があるという方との出会いが多く起こされています。また祈り会に参加される若者が増えており主に感謝しています。 ◇八月にはM国へ(容子師引率)、九月にはV国へ(総主事引率)若者たちを連れて短期宣教ツアーに出かけます。おそらく総主事としては最後の短期宣教ツアー引率となると思います。 ◇短期宣教ツアーを企画したり、宣教に重荷のある方々のフォロアップをしたり、宣教地側の担当者と英語でやりとりをしつつ、短期宣教プログラムに関心のある方のため最善の奉仕先を探すなど、主の目に尊い青年たちへの主の御心を共に尋ね求める働きは素晴らしい特権です。 ◇このような働きに関心がある方はないでしょうか。フルタイムで、あるいはパートタイムで奉仕することに関心がある方は事務局までご連絡ください。(hc@omf.or.jp)共に導きを祈って行きましょう。(菅 家)

深みに漕ぎ出しなさい   H・M姉

一ヶ月間、タイのチェンマイで短期宣教師向けの訓練会に参加しました。その訓練会の名前はLAUNCHと言います。訓練中に心に響いた聖書箇所はルカ五章四節であり、その古い英語訳(KJV)はLAUNCHで始まります。それは「漕ぎ出す」という意味です。当たり前としていた視点や価値観を置き、自分自身・インターナショナルチーム・派遣先の人を見つめ直し知ることは、漕ぎ出すための訓練でした。 OMF宣教師や他団体の宣教師から三つの側面で三十項目ほどを学びます。ミニストリーに関わる実践的な面、自己の霊性を養う面や聖書全体から宣教・文化を考える面です。聖書から自己の霊性を養うことを見つめ、自己を知り、東洋・西洋の違いを知り、異なる文化や言語を持つインターナショナルチームビルディングを考え、派遣先国の文化や価値観という文脈を考えていきます。宣教地で学ぶことでさらにその学びがリアルになり、共に学ぶ仲間によって磨かれました。 [...]

初めまして!? 国内主事 伊藤めぐみ

この度OMFの国内主事となりました伊藤めぐみといいます。ある方々にとっては「初めまして」かもしれませんし、ある方々にとっては「お帰りなさい」かもしれません。 私と主人がOMFに加入したのは二〇〇八年、今から十年前になります。主人と一人息子と共に宣教の自由の無い某国で暮らし、宣教活動をしていました。そのため今まで実名でこの宣教ニュースに載ったことはありませんでした。 二〇一六年春、日本での教会巡回中に主人にがんが見つかり闘病生活に入りました。その間このOMF宣教ニュースにもイニシャルで取り上げていただき、多くの方々に祈っていただきました。その時の皆さんのお祈りとサポート、力強い励ましを心から感謝致します。 抗がん剤での治療や移植による回復を期待していましたが、一年間の闘病生活の後、桜の美しく咲く四月に主人は私たちより一足先に天国へ行ってしまいました。働きも「これから」というところでしたし、息子もまだ小学生でした。多くの心残りもあったと思いますが、召される少し前、主人が語っていた言葉を忘れることができません。 [...]

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