長期宣教の働き

平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わしたように、わたしもあなたがたを遣わします。       -ヨハネによる福音書20章21節-

OMF日本ホームサイドセンターは日本の諸教会と協力し、長期的に東アジアの人々に仕え福音を伝える人を祈り求めています。教会開拓、弟子訓練、子供や学生伝道、神学教育、文書や福音放送、ネットを使った伝道などの働きとともに、ビジネス、医療関係、語学教師などの専門職を用いて、人々に仕え、創造的に福音を伝えることができる働き人を求めています。このような働きに導かれている方は是非ご連絡ください。共に祈るところから始めましょう。

日本在住ベトナム人のための働き人を求めます!

(OMFディアスポラ伝道部)

 

近年、日本で働いたり学んだりするベトナム人が急増しています。2020年末には約45万人のベトナム人が日本に住んでおり、日本在住の外国人として2番目に多くなっています。2014年と比べると4倍以上の増加です。日本に住むベトナム人に伝道し、弟子訓練をするとともに、日本の教会とクリスチャンをそのような働きへと励ます人材を求めています。
対象:ベトナム人ディアスポラ/留学生、日本の教会
年数:3年以上
勤務地:日本

注:この働きは有給ではありません。自分で経済的サポートを募る、もしくは生活をサポートする基盤を持っていることが必要です。

 

働きについて

ベトナムにおけるクリスチャンの割合は高くありません。しかし、多くのベトナム人が海外で、主イエスに導かれています。彼らは海外に住んで働いたり学んだりする際、母国の家族や共同体から離れて、寂しさや孤独を経験し、多くの人が新しい人間関係や新しい考えに心を開きます。海外にいる時間は限られているかもしれませんが、その間キリスト教に近づく自由があります。

 

日本に住む45万人のベトナム人の多くが数年後ベトナムに帰ります。日本にいる間に彼らがキリストを知り、弟子訓練を受けてキリストの弟子を作る者となるように、そして帰国後、ベトナムの教会で、また自国を超えて主のために貢献する人になるようにと、私たちは願います。

働き人は、ベトナム人伝道と弟子訓練のビジョンをもっていること、またベトナム人伝道のビジョンを日本の教会およびクリスチャンと分かち合うことのできる人であることが求められます。日本語とベトナム語を使うことができ、ビジョンをもって模範となり、他の人をも動員できる人です。同労者となる可能性のある日本人やベトナム人に時間とエネルギーを注ぎ、彼らを励まし、訓練します。この働きは新しい働きであり、進んで行動を起こすことができ、異文化の環境で良い協力関係を築ける働き人を求めます。
働き人は国内を巡り、同じ思いをもって働きに加わろうとするベトナム語教会・集会および日本語教会やクリスチャンを見つける必要があります。やがて、日本人への動員に焦点をあてる人たちと、ベトナム人と直接働くことに重きをおく人たちで、チームを形成したいと願っています。
この働きは有給ではありません。自分で経済的サポートを募る、もしくは生活をサポートする基盤を持っていることが必要です。

 

具体的な働き

ディアスポラ伝道/ビヨンド・ボーダーズ(Beyond Boarders)の働き人として、下記のような訓練、ネットワーク構築、伝道、弟子訓練などの働きをします。
―日本の教会やクリスチャンをその地域在住のベトナム人伝道へと整えるために訓練を提供する。
―ベトナム人と日本人の関係作りを助ける。
―聖書の学びや小グループを導く。
―1対1の個人的な関係を築く。
―伝道イベントを企画する。
―帰国する青年や学生のために小グループを設けて帰国準備をし、帰国後の教会生活の基盤を作る。
―もてなす。
―キリスト教文書などのリソースにアクセスするための助けを提供する。
―彼らがベトナムに帰国した後、現地の教会などと連携して定着を助ける。
―帰国者訪問のためベトナムを訪れる。

 

働きに必要な資格や能力

―日本語能力および日本文化の理解。
―ベトナム語能力およびベトナム文化の理解。あるいは学ぶ意欲があること。
―人間関係構築およびコミュニケーション能力。
―福音を伝え、聖書を教え、新しい信者を弟子訓練できること。メンターまたは弟子訓練の経験があるとよい。
―帰国者が経験する困難を理解していること。
―牧会やもてなしの賜物。
―英語でやり取りができること。
―他の宣教師や宣教団体、および多様な教会と共に奉仕できること。そのような経験があるとよい。
―海外在住のベトナム人が置かれる状況のため、奉仕する対象の人々の変化が多いと思われる。そのため忍耐と柔軟性が必要。
―新しい働きを始めるにあたり、開拓精神があること。

 

生活環境

―日本語はできるがベトナム語はまだできないという方には、最低2年間はOMFベトナム・フィールドのもとでベトナムに住んで、言葉と文化の学びをしていただきます。
―ベトナム語はできるが日本語はまだできないという方には、最低2年間はOMF日本・フィールドのもとで日本に住んで、言葉と文化の学びをしていただきます。
―日本以外の国に住んでいるが、すでに日本語もベトナム語も堪能でこれから日本に移動する場合は、日本での生活に慣れる時間が必要です。
―日本に住み、ディアスポラ伝道部の日本のリーダー、日本ホームサイドセンター、在外ベトナム人伝道国際コーディネーターと連携して奉仕していただきます。これらの関係は励まし、監督、アカウンタビリティ(説明責任)のためであり、バーチャルな(対面でない)場合があります。

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