
■神の宣教に参加する6つの方法
「私たちにはできない働きを担ってくださっている、この宣教師をどうぞ祝福してください」。これは、教会巡回の際、幾度となく聞いてきた祈りのフレーズです。確かに、すべての人が海外で働けるわけではないので、ある意味正しい祈りかもしれません。しかし、「宣教」は宣教師だけの専売特許なのでしょうか。もちろん、そうではありません。神様は、すべての人、そして教会に宣教を託してくださいました。
OMF日本ホームサイドセンターでは、「神の宣教に参加する6つの方法」を皆さんにお勧めしています。
①祈る…宣教師や宣教地のため、人々の必要のためのとりなしの祈り。
②学ぶ…聖書から宣教について学ぶ。宣教地の状況を知る。文化や言語を学ぶ。
③動員する…教会や人々が宣教の必要に気づき、役割を担っていけるよう働きかける。
④歓迎する…在留外国人の方々を歓迎し、愛を示し、神の救いを知らせる。
⑤送り出す…宣教師を送り出し、支える。
⑥出て行く…短期、長期宣教に自ら出て行く。
これら6つの方法を通して、私たちはどこででも宣教に関わることができます(詳細はOMFのホームページ、パンフレットでご確認いただけます)。
■グローバル社会に生きる私たち
6つの方法の取り組みの中で、今回特にお伝えしたいのは、4つ目の「歓迎する」についてです。人や情報が国境を越え、世界の一体化が進むグローバル化の影響で、日本の在留外国人数は急増しています。それは教会も例外ではありません。地域にもよりますが、海外から来られた方が共に礼拝する姿をあちこちの教会で見かけるようになりました。しかも、在留外国人の40%以上は、中国やベトナム、ミャンマーなど、共産圏やイスラム圏などの宣教の自由がない国々から来ています。入国し宣教するのにさまざまな困難が伴うような国の人たちと、同じ電車に乗り、同じ店で買い物をし、同じ教会で礼拝までささげることができます。そう考えると、神様の不思議な宣教の業に、胸の高鳴りを覚えます。
また、ある教会では、在留外国人のクリスチャンが熱心に日本人である家族や友人を導いていると聞いています。クリスチャン人口1%以下の日本において、在留外国人と共にする宣教がカギを握る時代が訪れているのではないでしょうか。
では、私たちは具体的にどのように彼らを「歓迎する」ことができるのでしょうか。
■となりびとチャレンジ
OMF日本ホームサイドセンターでは数年前に「となりびとチャレンジ」というワークショップを始めました。これは、どのようにして海外から来られた方々の「となりびと」になることができるのかを一緒に考えるチャレンジです。現在パート3まで完成しており、すでにいくつかの教会や集会で開催しました。
ひとくちに在留外国人宣教と言っても、それぞれの教会が置かれている地域によって、また教会員の年齢層や背景によって宣教方法は変わります。さらに訪れる方々の国や文化によってもアプローチが異なるでしょうから、その宣教方法は無数にあります。それらを踏まえて、何ができるのかを、自ら考えるのがこのワークショップの特徴でもあります。

「となりびとチャレンジ」入門編であるパート1では、まず自分が外国に来たばかりで何もできない、そんな状況を疑似体験していただくところからスタートします。「在留外国人の宣教はこうあるべき」ではなく、相手の気持ちになって「私たちはどのように彼らの友人になることができるのか」を共に模索し、アイディアを分かち合い、また聖書から教えられていきます。他の参加者が語るさまざまな意見を聞きながら、ハッと気づかされることもありますし、さらなるアイディアが相乗効果で湧き上がってくることも。ただ聞いて終わってしまうのではなく、まずは一歩踏み出すことを目指します。
パート2以降では、さらに内容を掘り下げ、異文化宣教を考えます。教会に海外の方が来られた際、言葉さえ通じればコミュニケーションが上手くいくのかといえば、そういう訳ではありません。国や民族の違いは、単なる言語の違いではなく、価値観や感情表現、信頼関係の築き方など、あらゆる面での違いに繋がっていることを知る必要があります。親切心から出た行動が、かえって相手を混乱させる結果になることもあるからです。パート2は、パート1をすでに終えた教会が対象ですので、実際に宣教を行う中で覚えた難しさや壁なども、すでに感じておられるはずです。その経験を踏まえた上で学ぶパート2は、より実践的であり、意味深い学びとなることでしょう。
時代は目まぐるしく変化します。ある統計では、50年後、日本の総人口の約1割が外国人になると言われています。そう遠くない将来、「10人に一人が外国人」の時代がやって来るかもしれません。
イエス様は、こんな私の「となりびと」となってくださいました。同じように、私たちも誰かの「となりびと」となりたいものです。
【お祈りください】
■海外から来られた人々に、福音が届けられるように。そのために日本の教会やクリスチャンが用いられるように。
■在留外国人クリスチャンの方々と共に宣教することができるように。
■「となりびとチャレンジ」の働きが、日本の教会にとってよき助けとなるように。
※ワークショップの内容や参加者の声などをOMFのホームページに掲載しています。こちらよりご覧いただけます。
お申し込みやご質問などは、事務局までお問い合わせください。





