支援会の働き 有澤達朗・たまみ師支援委員会委員長にインタビュー     ーJECA札幌聖書キリスト教会牧師 堀田修一師ー

宣教はチームワークだとよく言われます。宣教師と現地の働き人や教会とのチームワークも大切ですが、宣教師を派遣し支援している教会・支援会とのチームワークは、宣教師が長年現地で働くためになくてはならないものです。
今回は有澤達朗・たまみ師支援委員会委員長の堀田修一先生に支援会の働きについて伺いました。

■支援会ができた経緯について
Q.有澤師夫妻がタイに派遣されて今年2月で30年になりました。どのように支援会が発足し活動をされてきたのか、その経緯を教えてください。
A.私は3年前に委員長となりましたが資料を見ると、第一回の支援委員会は1996年7月25日でした。つまり、有澤師夫妻の第一期の働きが終わって第二期に戻る前のことです。おは第一期バイクで移動していたのですが、たまみ師が腰を痛めて手術をし、OMFタイ・フィールドから車を使うように言われました。それで車のための必要と、宣教師の緊急時のために備えをしようということで支援会が発足したようです。
当初は、有澤師夫妻が宣教地に派遣される前に奉仕をした糸井福音キリスト教会が主体になって、牧師と2人の姉妹方、そして達朗師の出身教会である札幌聖書キリスト教会(当時は札幌東キリスト教会)の牧師と姉妹方が支援会を発足させ、続けてきました。しかし、数年前に札幌聖書キリスト教会がその働きを全面的に引き受けることになりました。

有澤達朗・たまみ師支援委員会の皆さんと有澤師夫妻

有澤達朗・たまみ師支援委員会の皆さんと有澤師夫妻

■活動内容について
Q.支援会の活動を具体的に教えてください。
A.札幌聖書キリスト教会の牧師と伝道師、4人の姉妹方が支援会の働きをしています。OMF日本委員会委員で札幌国際キリスト教会の池田創造牧師と、また最近ではオンラインで有澤師夫妻が委員会の話し合いに出席しています。有澤師夫妻のニュース(400部)の発行の他に、支援献金の呼びかけや教会内の啓蒙をしています。また、OMF宣教祈祷会に参加して、OMF全体の働きの情報を共有し広い視点をもちながら、その中での有澤師夫妻の働きを理解し、支援会も大きな宣教の働きに参加させてもらっているという意識を持って活動をしています。

■恵みとチャレンジについて
Q.支援会をしてきて受けた恵みとチャレンジをお分ちください。
A.当教会で高校生の時に救われ、献身した達朗師を派遣し、支援できることは教会にとって大きな喜びです。私は世界宣教と教会形成ということを大切にしてきていますが、教会全員が世界に出ていくわけではありません。でも、有澤師夫妻をとおして、私たちは世界宣教に参加できます。それは大きな恵みです。
個人的に私は自分が徹底的に神様に献身することを迫られたことがありました。「宣教師だけは勘弁してください」と祈っていましたが、そのことも取り扱われ、明け渡した時に平安がありました。しかし、それぞれに賜物が与えられています。皆が出ていくわけではない。達朗師とは彼が高校生の時から親しい付き合いがあります。私には送り出して支援する賜物が与えられていると思います。教会の牧会祈祷ではいつも有澤師夫妻のために祈り、JECA北海道の機関誌にはいつもお二人の祈祷課題を入れています。
数年前、有澤師夫妻が宣教の自由のない国での働きに主軸を置くと方向転換をされた時は、教会と支援会にとって大きなチャレンジでした。名前を伏せたり、祈祷課題をあまり公にできなくなったりしましたから。しかし、ピリピ書から迫害の中にある宣教者を支援することの恵みとチャレンジを教会で分かち合いました。迫害の中で福音宣教は前進するのです。
Q.その他なにか読者へのメッセージはありますか?
A.教会はたとえ牧師が変わったりすることがあっても、宣教師を送り出した時と同じスピリットをもって宣教師を支え続けるようにしないといけないと思います。牧師がどれだけ本腰で宣教師を応援しようとしているかは信徒に伝わるものではないかと思います。私は有澤師が世界宣教と教会形成の両方を大切にしていることを感謝しています。私たちの教会から宣教師を送り出し、祈りつつ支援できることは特権であり祝福です!

支援会の尊い働きとインタビューへのご協力をありがとうございました。(聞き取り 佐味湖幸)

■有澤達朗・たまみ師の働きについて
有澤師夫妻は数年前に宣教の自由のない国にいる部族への働きに主軸を置くように導かれました。そのため宣教ニュースなどでは名前を出しての報告を控えてきました。しかし、その後コロナ禍も含め諸事情があり、当初考えていたように新しい働きは進みませんでした。
そこで、これから引退までの約2年は以前のようにタイ国におけるミェン族宣教を主な働きとし、その様子を宣教ニュースでも報告していただくことになりました。引退までに坂西師へバトンを渡すことも大切な働きとなります。皆様にご理解いただき、引き続きお祈りいただきますようによろしくお願いいたします。

【祈りのリクエスト】
■有澤師夫妻は、引退まであと約2年です。再び働きを公に覚えていただくことができるようになり感謝。さらに祈り手が与えられ、働きが祝福されるように。
■宣教師を送り出しているご家族や派遣教会、また支援会のために。

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