宣教ニュース、新しくなりました ー世界宣教のビジョンを分かち合うために― 総主事 佐味湖幸

「神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます。」 Ⅰテモテ二・四

■OMF宣教ニュースの変遷

「見よ、わたしは新しいことを行う。」 イザヤ43・19

1966年1月、日本からも東アジア宣教のために宣教師を派遣しようと、故羽鳥明先生が初代委員長になられ、OMF日本委員会が発足しました。

そして、1971年8月、小川国光師と当時ご婚約中だった緒方裕子師がOMF日本委員会から派遣される第一号の宣教師候補者となられ、それを機会にOMF宣教ニュース(当時の名称は『OMF祈祷ニュース』)第一号が発行されたのでした。オフィスに保管されているこの歴史的なニュース第一号は黄色く焼けてシミが所々にあり、55年の年月の経過を物語っています。これから日本からも宣教師を送り出すのだという喜びと期待に溢れた推せんのことばと、日本から祈り手が起こされるようにという願いが羽鳥先生によって巻頭に綴られています。中ページには小川師と緒方師の宣教師に導かれた証しが写真と共に掲載されています。

記念すべきOMF祈祷(宣教)ニュース第一号(1971年発行)

記念すべきOMF祈祷(宣教)ニュース第一号(1971年発行)

その後、宣教ニュースは宣教師候補者が与えられた時などに不定期に発行されたようです。しかし、1981年には派遣される宣教師の数が4ユニット(3組の夫妻と1人の独身者)と多くなり、彼らの宣教レポートを掲載すべく、宣教ニュースはほぼ毎月発行されるようになりました。その内容は、日本人以外の宣教師が書いた宣教地の話と日本からの派遣宣教師のレポートという今日まで踏襲された形になりました。

牧野直之師が総主事であった90年代、日本国内での印刷コストが高いということで、宣教ニュースの印刷と発送をタイで行うようになりました。2000年頃から派遣宣教師の数が増え、8ページでは全員のレポートや写真が収まらなくなり、10ページになった時もありました。また、短期宣教で東アジアに出かける方々が起こされ、時折その方々の証しも掲載されるようになりました。

この頃から、ニュースは毎月発行となる

この頃から、ニュースは毎月発行となる

2020年のコロナ・パンデミックにより、国際郵便は通常通りに動かなくなり、やむを得ず、宣教ニュースは2020年6月号から急遽国内で印刷、発送となりました。また、ニュースを読む方々からのお声を受けて、文字を大きくしました。

50年に及ぶ宣教ニュースを読み返す時、神様はご自身の世界宣教の働きに小さき日本の教会を招いてくださり、働き人を派遣し、祈り、献げるために用いてきてくださったと、その恵みに深く感謝します。主のお許しになる時まで、さらに日本の教会が主の世界宣教に携わっていく励ましとなるような宣教ニュースをお届けしたいと思っています。

■なぜ、リニューアル?手に取り、読んで、知って、行動に!

まず、私が「新しくせねば」という思いを抱いたきっかけは、あちらこちらの教会で、人々の手に取られることもなく積み上げられて置いてある宣教ニュースを目にしたことでした。確かに掲示板に貼られている他団体のニュースと比較しても、白黒B5版の印刷物は昭和時代の匂いがして、あまり魅力的ではないように思いました(逆に目立っていたかもしれませんが)。何十年も熱心に読んできてくださっている方々がいる一方で、一体どれだけの方に読まれているのだろうかと疑問に思いました。

そこで、魅力的な外観と読みやすいレイアウトで、まずは手に取って、読んでいただけるものにしたいと、新・宣教ニュースプロジェクトが始まりました。デザインだけでなく、ターゲットになる読者層を考え、また何を届けたいのか、その内容についても話し合いを重ねてきました。

読者層は紙媒体を読む世代を意識しています。それより若い、いわゆるデジタル世代のためには、ホームページやフェイスブックなどを充実させていきたいと考えています。内容は、これまで通り、宣教の様子を身近に覚えていただくために、働き人たちのレポートを掲載します。これまでは紙面に載せてこなかった宣教師ビザでは入れないところにいる働き人たちのレポートも交代で掲載します。詳細はわからなくても、さまざまな状況の中でキリストの証人として遣わされている人たちがいることを覚えていただきたいと思います。また、海外から日本に来て働いている宣教師たち(OMF日本フィールド)の様子をレポートしていただきます。日本での宣教協力が深まる一助となればと思います。

さらに、特集ページでは、「宣教とは何か」、「宣教師の生活」、「宣教地の紹介」、「宣教の課題」など、宣教に関するさまざまなトピックを取り上げ、「あー、そうなのか!」と皆様の宣教理解の助けになるものを提供したいと考えています。

そして、これを読んだ方々が「神様は私に何をせよと言っておられるか?」という問いをもち、神の招きに応答して、何らかの行動へと導かれることを願っています。

今回のリニューアルのフォーマットデザインは、OMFのロゴに使われている3色を基調に、新生宣教団さんに作成していただきました。感謝いたします。より一層よい紙面にするために、皆様からのご意見やご要望をいただければ幸いです。

【祈りのリクエスト】
■宣教ニュースが広く読まれ、宣教に関心を持つ人がさらに起こされますように。
■宣教に関する特集の執筆のために、神様から知恵が与えられ、教会を励ますものを提供できるように。
■祈り、献げ、宣教に出て行く(長期、短期)などの行動を励ますことができるように。

 

 

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