ゴン、外出自粛中に神様からの語り掛け タイ ミェン族 有澤達朗・たまみ

一年以上、皆様に祈っていただき、二月末に二教会合同のバプテスマ式が行われたことは、四月号でお知らせしました。翌週の日曜日から、パレー村教会は礼拝を休止しましたので、アサン君とニンさんにとって、ギリギリ間に合ったバプテスマだったのです。

アサン君の洗礼式に来た友人ゴン君

アサン君の洗礼式に来た友人ゴン君

パレー村教会は、メーチャン地区の六つのミェン教会の中で、最も早期に礼拝を休止しました。というのも、韓国で(十二万人~十四万人いるといわれる)タイ人違法就労者のうち、二〇人が出身のパレー村へ帰って来たからでした。

アサン君は祖母と自宅で礼拝することに。ニン姉に対して、私は他の六人がバプテスマを受けたニコム村教会に行き礼拝するようにアドバイスしました。

ニンさんの他、パレー村の数人が、三月の第一週に約十五キロ離れたニコム村教会の礼拝に出席しました。ところが一回きり。ニコム村教会員は「次週からパレー村の人は来ないでください」と丁寧に断られたとのこと。韓国から帰国した二十人が、二週間の自宅隔離期間を終えていなかったからです。

三月、様子を見ながら礼拝を続けていた他の教会も、徐々に集まることを休止し、三月二十六日に非常事態宣言が発令されると、全国の全ての集会・イベントが中止となりました。

このような中ですが、素晴らしいことが起きました。アサン君の高校の友達がイエス様を信じたのです。アサン君とバプテスマ準備の学びを約一年続ける中で、彼から「友達に証しをしているので、祈ってください」と頼まれていた、ゴン君という人です。ミェン族ではなく、北タイ人。聞くとなんと私たちと同じ町内、同じ小路に住んでいます。連絡を取り合って二月に何度か会いました。「異端にハマっていたのですが、アサンのように、ちゃんとした聖書を学びたい」と言ってきました。そしてアサン君のバプテスマ式の日に、合同礼拝の行われたニコム村教会に出席、洗礼式に立ち会いました。

その後、彼は異端関係の書物を「処分してください」と言って持ってきました。

パレー村でアサン君と聖書を学ぶとミェン語混ざりのタイ語になってしまいますので、ゴン君には我が家に来てもらい、タイ語だけで学びを始めました。残念ながら三月に一回だけ学んだところで、さまざまな集会が中止となり、夜間外出禁止令も出ました。あとは祈るだけでした。

ところが、二か月経った四月末、彼から電話があり「どうしても会って相談したい」とのこと。会って話を聞いてみると、「自分なりにイエス様を信じる祈りをした。すると、最近になって、自分が罪びとであることがわかりすぎて、恐くなった。自分の罪はひどすぎるということがわかりすぎる。どうしよう?」

聖書を開いて共に祈ると、ゴン君はイエス様による救いと罪の赦しを確信して帰っていきました。アサン君の証しを用い、祈りに応え、そして外出自粛の静かな期間を用いて、神様はゴン君に語り、救ってくださったのです。(達 朗)

チェンライとチェンマイ間の県境を封鎖

チェンライとチェンマイ間の県境を封鎖

この原稿を書いている今は四月下旬、チェンライ県メーチャン町の自宅にいます。世界中で新型コロナウィルスの影響の終息がまだ見えない中、皆様はお元気か、と主に祈る毎日です。私たちは皆様のお祈りに支えられて守られています。

先が見えず予定が立たない中で、ひたすら神に次の一歩のため祈り待つ身です。県境封鎖が解除されたら、チェンマイ市へ引っ越します。タイはもちろん、母国日本そして世界中の国々のため、皆様のため祈っています。

何よりも皆様のお祈りに励まされており、感謝いたします。(たまみ)

【祈りの課題】
1.タイにおけるウィルス感染の封じ込め策は、一定の効果を上げているようです。政府、各県、病院、保健所などの職員のため、そして速やかな収束のためお祈りを。
2.2月末に受洗した高校生アサン君の祈りにより、友人ゴン君もイエス様を信じました。新型コロナウィルス感染の収束を待って、メーチャン町のふさわしい教会につながるようにお祈りください。ゴン君はタイ人の教会へ行きます。

Recent Posts

Start typing and press Enter to search