世界で一番安全な場所 国内主事 伊藤めぐみ

連日コロナウイルスのニュースが報道されていますが(二月現在)、この記事が皆さんのお手元に届く頃には、ある程度落ち着いていることを心から願います。

今からずい分と前の話です。宣教師として派遣されていた地域で、ある病気の大流行を経験したことがありました。当時まだ独身だった私は、働きの性質上、現地の姉妹たちと寝食を共にしていました。そんな中での感染症大流行。致死率も高く、今ほど情報が得られない時代で、人々は半ばパニックを起こしていました。「この薬が効くらしい、この習慣がいいらしい」と、ありとあらゆる情報が飛び交い、町からその品物が消えていく。目に見えない恐怖の中で、多くの人々は怯えて生活していたのです。

我が家の裏にも春の訪れ(2019年撮影)

我が家の裏にも春の訪れ(2019年撮影)

当然多くの集会や働きはキャンセルです。時間に余裕ができた私たちは、自らの健康管理に細心の注意を払いました。早朝は病気を恐れて誰もいなくなった静かな広場へ行き運動。ウイルスの侵入を防ぐために家中の大掃除。皆で声をそろえての聖書朗読(この時私の語学力は数段アップ!)。現地の料理を習いながら栄養補給。そして、今も苦しみや恐れ、混乱の中にある人々のためにとりなしの祈りをささげました。

町中の恐怖とは対照的に、私たちはまるで神様のシェルターに入っているかのような平安に包まれていました。

「たとえ死の陰の谷を歩むとしても私はわざわいを恐れません。あなたがともにおられますから。」

世界中どこにいたとしても、安全な場所は存在しません。医療の充実している日本であっても、です。唯一の安全な場所、それは「主が共におられるところ」なのではないでしょうか。主が共におられるなら、死の陰の谷さえも恐れずに歩むことができる、それがキリスト者に与えられた底力です。

この時、多くの人々が隔離されました。そこに聖書入りの支援物資を届けた名もなきクリスチャンや宣教師によって、感染症同様爆発的に福音が広まったことも付け加えておきます。

【祈りの課題】
1.4月1日、主人の独身時代から長年支えてくださっていた静岡の教会にてメッセージのご奉仕があります。主の恵みが豊かに満ちあふれますように。また宣教への思いが与えられる時となりますように。(新型コロナウィルスの影響により変更のk
2.4月28、29日の支える会懇談会が祝されますように。伊藤師の支える会、所属教団の先生が出席されます。また現在出席している名古屋の教会からも、別の宣教師の支援者代表として参加されます。(新型コロナウィルスの影響により、懇談会は中止となりました)

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