祈りの答え  日本ディアスポラ伝道 横山好江

在外邦人伝道に携わる者として、思いがけない進展を見させていただきました。宣教師として入ることのできないC国の現地教会リーダーが来日し、現地の大きな都市での邦人伝道について話し合いたいとのことでした。あまり詳しくはお伝えできないのですが、信頼できる筋からの連絡でした。私として、その都市に住んだ経験のある方などに声をかけ、ミーティングに臨みました。

昨年くらいから、この地での信者の状況が厳しくなっていると聞いていたので、リーダーの方の話に心打たれました。私が属する日本基督教団ホーリネスの群れでは、毎年六月に弾圧記念聖会を行ないます。今年は六月二十三日に行われ、私の夫の横山基生師が説教奉仕をしました。私自身も当日の午前、志木教会の礼拝説教で弾圧の歴史的事実に言及しました。一九四二年六月二六日、全国のホーリネス系の教会に一斉検挙が行われ、牧師九十六名が検挙、そして投獄されました。志木教会の創立に深い関係がある小原十三司師もその一人。約三年に及ぶ獄中生活から「獄中便り」が家族に送られました。そこに書かれているのは自分の無事を語り、留守を守っている家族に感謝し、どんな事が起こっても変わらぬ御方を見上げ、変わらぬ恵みとお約束に立ち続け、主に期待して祈り続ける姿です。冷たい獄屋、自分ではどうしようもない現実にありながら、いや、あるからこそ、復活の主の福音とその恵みが輝きを増すかのようです。

今回お会いした現地リーダーとその教会は似たような状況に置かれています。以前とは全く違う形で集まり礼拝しています。伝道も以前のようにクルセード形式の大きな集会をすることはできず、今は個人伝道になっている。同胞にも外国人にも個人伝道を進めている。日本人にも伝えたい。日本人にどうやって伝えたらいいか、日本の文化や人間関係作り等に関して教えてくれる人が必要だ。そのように熱く、穏やかに語るリーダーに聴きながら、弾圧や迫害が信仰を磨き上げていくように感じました。ホーリネス系教会の弾圧と同じです。厳しい状況になったことを恨んだり、以前の状況と比べて弱気になったりといったことは全く感じられません。全てを主が支配しておられると、主への信頼が輝いています。話し合いの結果として、具体的な協力関係について検討することができました。

この国での在留邦人の数の成長率がトップという年が何年か続いた際、この国での邦人伝道に私の団体がどのように貢献できるかと祈り検討しました。「現地クリスチャンの働きと共に」という神様の答えを一ついただいたように感じています。

【祈りの課題】
1.宣教師が入れない国で、現地クリスチャンがその地の日本人に伝道しています。彼等が日本人クリスチャンと良い連携が取れ、実り豊かな伝道活動を行なえますように。
2.ディアスポラ伝道部で在外邦人伝道に携わる宣教師の幾人かが、教会巡回の期間にありますが、支援額が目標に満たず、働きに戻れないでいます。支援額が満たされますように。

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