TCKの祝福 国内主事 伊藤めぐみ

皆さんはTCK(サード・カルチャー・キッズ)という言葉をご存知ですか?海外など多文化の中で生活してきた子どもたちが、どの国の文化も完全に自分の文化とは言うことができず、新たに自分独自の第三の文化を築く、そんな子どもたちのことを指します。このTCKには当然宣教師の子どもたちも含まれます。

先日、ドイツ人のTCKのTさんが娘さんと一緒に名古屋に来てくれました。TCKと言ってもすでにお孫さんもいる年齢です。Tさんの御両親は宣教師で、愛知県の郊外で教会開拓をしていました。十七歳まで日本で生活していた正真正銘のTCKです。

〇十年ぶりの再会!?

今回Tさん親子と一緒に、かつての開拓教会を訪問し、熱烈大歓迎を受けました。その地域は古くからお寺の力が強く、道のあちこちにお寺の看板や像が建てられています。どれ程伝道が大変だったか、容易に想像がつきます。まだ幼く、わんぱくだったTさん「ぼくも敵(偶像)をやっつけよう」と道に並んでいた像の首をたたき落としたそうです。誇らしげに両親の元へ報告しに行ったのですが、逆に悲しい顔で「村の人が大切にしているものを壊してはいけない」と言われたとのこと。もし私の息子が現地でそんなことをしたら…考えるとぞっとします。

ご両親は地域の人々に寄り添い、ご近所の方々が次々救われていきます。身寄りのないお年寄りを引き取り看取りまでされたり、様々な問題のある若者を家に同居させたりもしていたとのこと。その度にTさんは自分の部屋を追い出される羽目になった、と笑いながら話していました。TCKであるが故に多くの犠牲があったのでしょう。しかし懐かしい教会の方々との再会で、どれ程彼が人々から愛されていたかを伺い知ることができました。

当時五歳だったTさんが初めて教会に連れてきた一歳年下の男の子、今ではそのご両親と奥様共にクリスチャンで、しっかり教会を支えていました。

TCKを持つ一人の親として、私もたくさんの励ましを受けました。

【祈りの課題】
1.8月6日~9日、夏聖書キャンプにめぐみ師の息子さんが参加します。神様の恵みにふれる時となりますように。
2.30日間祈りのガイドブックの作成がはじまりました。特に翻訳者が祝され、よいものが出来るように。またこの小冊子が用いられますように。

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