3年間の学びの祝福  日 本 総主事 佐味湖幸

三年間の修士課程のまとめである卒業試験が三月十五日から五日間在宅でありました。初日の朝は緊張とストレスで気分が悪くなるほどで、「何でええ歳して、いつまでもこんなことをしてるねん!?」と自分にツッコミを入れつつも、祈ってくださっている方々のことや、三年間主が成してくださった様々な奇跡を思い出し、祈りつつ賛美しつつ試験に臨みました。三問の課題が出され、それぞれ一〇〇〇語(英語なので字数ではなく、単語数です)程度で回答します。このためにその前十日間ほど三年間の学びの復習をしましたが、忘れていることばかりで焦りました。この三年で学びのために読んだ本は七十冊くらい。読んだ記憶のないものがあり、こんな本読んだっけ?と思って開くと、ちゃんと下線があちらこちらに引いてあります。自分が書いてきた課題や小論文の数々を読み返し、「よくこんな事書けたな」と自分で感心したり、講義のノートを読み返して「ああ、なるほど、こういうことだったのか!」と今頃合点がいったり。宣教の神学、宣教の歴史、異文化コミュニケーション、文脈化、異文化リーダーシップなどなど、その時その時それなりに全力でやってきましたが、今になってやっと全体像が見えてきたというか、何を学んできたのか概要がわかったような気がしました。そして同時にまだまだ何もわかっていないことも。奥は深いです。

課題の本はほとんど電子書籍で読みました。左はコンピューター上の私の本棚

課題の本はほとんど電子書籍で読みました。左はコンピューター上の私の本棚

聖書全体を通して、神様が何とかして罪人を救い、ご自分との交わりに回復しようと招いておられるその熱情、主イエス様の十字架と復活によって成就した神様の救いの偉大さ、そしてこの福音をあらゆる国、部族、言語の人に伝える尊い働きに愚かな私たちを協働者としてくださる驚くべき神の召し。そして福音を文化の壁を超えて伝えていくための壮絶な苦労と努力、また自分自身も含めて宣教師が行ってきた多くの失敗。試験勉強をしながら日本の教会に、またこれから主の働きに召し出されていく人たちに何を伝えなければならないのか、色々と思いを巡らしました。

試験中は主の助け、皆様のお祈りの力を本当に感じました。結果についてはまだ分かりませんが、今の自分のベストであったと思います。この記事を書いている現在(三月二三日)、まだ今学期学んだ二教科の小論文を書くことが残っています。これから五週間以内に無事書き上げ、予定通り卒業式のために五月に初アメリカ行きを果たせるようにと願っています。

【祈りの課題】
1.バイオラ大学修士課程卒業式とOMFアメリカ本部の訪問のために5月8日から21日まで渡米します。主の守りがあり、祝福の時となりますように。
2.帰国後、5月25日に大阪から千葉県市川市に引っ越します。学びを終え、総主事の働きに専念します。主の助けと導きがありますように。

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