犬も食わぬと申しますが  カンボジア 今村裕三・ひとみ

「お父さんとお母さんが喧嘩をしてるの!」私たちがソッケーン兄宅に到着すると子供たちが駆け寄って言いました。この半年で三回目の大喧嘩、今回は言い争いの真っ最中に遭遇。「黙って!」と仲裁しているのは長女シアンメイ(小三)です。私たちも協力してその日に仲直りは出来たのですが、誰もスッキリはしていません。

翌週の教会学校で、子供たちの言い分を聞きました。長男のメンヒーアン(小一)は「(両親の事を)あんなケンカして神様信じてるのか!」と怒っています。しかし、その話の直前に彼は弟(三歳)に殴られ、すぐに殴り返していたので、両親の言い争いも「罵って罵り返し、ひどい喧嘩になっていくね。それが罪なんだね。クリスチャンになっても罪は犯すんだよ」と話しました。

ソッケーン兄家族

ソッケーン兄家族

今、教会学校で学んでいるのはアブラハムの人生です。アブラハムの信仰のカッコいいところよりも、サラを妻ではなく妹だと嘘をつく失敗などに子供たちの共感が高いです。

ロトの妻が塩の柱になるところでは「死んだら人はみんな塩の柱になるの?」と言う素直な反応、また聖書が物語ではなく本当にあった歴史だと話すと「物語だと思っていた」など教えていて結構面白いです。

今までシアンメイは弟に殴られたら、間髪入れずに殴り返す事が多かったです。でも、その日は殴られても殴り返さず、くすぐって弟を笑わせてやり過ごしていました。

父親ソッケーンも信仰を持ち、お酒を止められた事などは素晴らしい証なのですが、賭け事(闘鶏)を友人の誘いでしていたり、具合の悪い妻をいたわる事が出来ない、短気、人の評価が気になる、などとこれからどうなるのかと思います。

私が身体の検査で日本に戻る前に「兄弟たち、たがいに悪口を言いあってはいけません。(ヤコブ四章十一節)」を子供に大きな字で書いてもらい、家の壁に貼りました。「悪口を言い合う代わりにありがとうと言い合えるようになりましょう」と話しました。そして両親が毎週交代で聖書を子供たちと一緒に読み、難しい言葉を説明してあげる計画を渡しました。神様の言葉が彼らを変えてくださる事をひたすら祈るのみと思いつつ、不安がある自分が情けなくもあります。どうかソッケーン兄、サオピア姉、子供たち(長女シアンメイ、長男メンヒーアン、次男メンシーアン)が明確な信仰を持つ事が出来るようお祈りください。(ひとみ)

今年の乾期はとても暑く、水不足と電気不足が深刻であると政府から発表がありました。町によっては計画停電も予定されています。日中三十七度になることもあり、体感温度は四十三度くらいのようです。体力が奪われていくのを身をもって感じます。扇風機もないソッケーン兄宅での学びも、暑さで集中できないこともしばしばです。

夫婦ゲンカのため予定していた学びをするところではないこともあります。その時は臨時で夫婦に関して教えている聖書の言葉を読み祈ります。彼らの話を聞きながら、彼らだけではなく、私の中にもある同じ罪深さに悲しくなります。二人が神様の言葉を読み、従っていく決心をしていくことができるようにと祈っています。古い人を脱ぎ捨て、新しいいのちに生かされるようにと思います。霊的洞察力と共に、聖霊に導かれて彼らに霊的成長のために必要な学びの準備ができるようにお祈りください。(裕 三)

【祈りの課題】
1.雨期(6月から)まで水不足・電気不足から守られますように。
2.ソッケーン兄、サオピア姉の夫婦関係の成熟、そして3人の子どもたちへの信仰継承のためにお祈りください。

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