パヤオ聖書学校の始まり(三) タイ ミェン族 有澤達朗・たまみ

この証しは『神の誠実―中国奥地伝道団とOMFの物語』(二〇一四年)からの部分訳です。アジアに神学校を建てるための特別指定献金が届き…。
(百三十八頁) 私 (ジョン・デービス宣教師) は土地所有者ブンスィン・ブンカム氏の所へ急いだ。そして尋ねた。土地を全部売っていただけるか、そして値段は?あの酒を二杯飲んでから彼はとんでもない値段を要求してきた。それに対して私は、その値段はあの近辺の土地相場の二倍であることを示すことができた。私は尋ねた。「そんな値段を私が呑んだとしたら、あなたは強欲な人という評判が広まりますよ。不当価格を要求した、と世間から言われてもいいのですか?」

3月の全ミェン族聖会で

3月の全ミェン族聖会で

そんな評判は恥であり、タイの文化では、世間の目に恥さらしになることほど恐ろしいことはない。彼は三杯目を飲んだ。「だめだ、値段は下げられない。」私は立ち去った。

五日後、少年がブンスィンさんのメモを届けに来た。「わかりました。市場価格で売ります」と。私は妻ミュリエルと飛び上がって喜んだ。神様は私たちの想像を超えて、祈りに答えてくださったのだ。

さて次は、地元の役所から聖書学校を建てる許可を求めなければならない。最初に訪ねたのはパヤオ県知事のところだ。熱心な仏教徒に、その管轄下の土地にキリスト教の神学校を建てさせてほしいなどと、どう説明するのか?気難しい知事は「そういう許可はおろせない。それは教育機関になるので、その市担当の教育課からの認可が必要だ」という。知事が教育長を呼び、待つ間私は落ち着かなかった。(百三十八頁)(訳・達朗)

三月に行われたチェンライ第三地区での講解説教移動塾、そしてミェン族伝道センターで行われた全ミェン族聖会は祝福のうちに終わりました。また主人はミェン族男性集会にも参加してきました。

講解説教移動塾ではじっくり御言葉と向き合い、「こういうことですね。わかりました」と神様が何を語ろうとしているかを知った人たちが喜びに満ちていました。その姿に接し私たちがとても励まされました。またヨハネの手紙第一の五章四節五節の「この世に勝つ」という主題の聖会では真摯に御言葉に応答し悔い改めに導かれた人々が起こされました。御言葉の内にある力に感動しました。

さて、悪霊から解放され信仰生活を始めたMSさんのその後ですが、パレー教会に集っています。サタンは巧妙に別の方法で彼女を神様から引き離そうと働いています。聖書を読もうとすると頭痛や腹痛が始まり、まともに聖書が読めなくなり、疲れて寝てしまう。また、聖書の言葉を書き写そうとすると目がしょぼしょぼしてきて集中できず、書くのをやめてしまう、ということが毎日起きています。MSさんは当初、自分では祈らず私たちの祈りに頼っていましたが、聖書を読む前と聖書を書き写す前に神様に祈り願うように勧めました。毎日がサタンとの戦いです。MSさんは家庭の事情で今回の聖会には出席できませんでしたが、MSさんがこの世に勝つ者として信仰が強められ日々成長して歩んでいく事が出来ますようにお祈りをお願いいたします。
また、牧師夫人が教会員と姦淫の罪を犯したラオスィップ村教会は無牧になりました。罪を犯した教会員には、私たちが行っているパレー村の礼拝に来るように勧めました。そこで懲戒処分の一部である悔い改めの聖書研究を、その奥さんに対しては癒しのためのカウンセリングと聖書の学びをしています。真実な悔い改めと癒しが、神様からの賜物として与えられますように。
さらにまた悲しいことですが私たちが七、八年奉仕したインマヌエル教会の役員夫婦が薬物輸送で逮捕され、ほぼ終身刑になる様子です。二人の子供と年老いた母親が残されました。またその教会はナイクワン牧師の任期継続を断り、この教会も無牧になりました。ミェン族諸教会への集中砲火は続きます。

こういうことが続き、ミェン語聖書デジタル録音作業は進んでいません。(たまみ)

【祈りの課題】
1.外国で大麻関係の違法就労した牧師の処分について、ミェン教会協議会委員が5月に話しあいます。委員たちと彼の教会員たちが、深刻さを認識するようにお祈りください。
2.悪霊から解放されクリスチャンになったMS姉が、体調不良にも関わらず聖書を読み、書き取り、自ら祈り打ち勝つ訓練をすることができるようお祈りください。

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