季節と文化の変化の中で  日 本 佐味湖幸

十月から十二月は秋が深まり、さらに冬に移行する季節の変化を感じながら、地元関西での教会訪問が続けられました。日曜日は特に比較的穏やかな天気の日が多かったので、訪問先の教会での奉仕の後、足を伸ばして、近隣の植物園や河原などを散策したり、車や電車の車窓から秋の深まる景色を楽しませていただきました。改めて日本は自然が美しい国だと思わされています。この記事を書いている現在は十一月末ですが、十二月にあと二つの教会を訪問して、今回のデピュテーションは終了します。九月からは国際文化学の学びをしながらであったため、多くの教会を訪問できなかったことを残念に思っています。

その学びですが、今学期は社会人類学という分野の学びでした。私たちはよく漠然と文化が違うと言いますが、何をもってまたは何を尺度にその違いを計っているのか。文化の違いによって、常識や行動様式が当然異なるわけですが、それが会社や団体、国家などの社会形成にどのように反映されるのかなど、三十一年前にイギリスに留学して以来、ずっとこれまで経験してきた異文化経験に「そういうことだったのか」と、今更ながら合点がいく部分も多くあり、大変興味深いものでした。しかしその一方、日本にいて英語で学ぶことの難しさを感じています。英文の本を読む速度の低下、英語の語彙や言い回しがスッと出てこないもどかしさなど、頭が日本語仕様になってきていることから、大変な苦労をしています。またその反面、日本語や日本の歴史、有名人や知人の名前など、テレビを観ていても、人と話していても、知っているはずのことをすぐに思い出せないことが多く、単なる老化現象かもしれませんが、一つの逆カルチャーショックの現象ではないかと、まだまだ日本の社会に慣れていく途上にあることを思わされています。

これから、この六年間避けてきた冬を経験します。熱帯の気候に慣れた体には応えると思いますし、日本の社会に順応していく過程を通りながら、英語での学びは五月まで続きます。一月末にはOMF日本事務所のある千葉県市川に引っ越し、関西から関東の文化の違いも経験することでしょう。この新しい年も皆様のとりなしのお祈りをよろしくお願いします。

【祈りの課題】
1.1月7日~18日までタイ、チェンマイでバイオラ大学国際文化学部修士課程最後の授業があり、その後、5月までオンラインで学びます。最後まで集中して良い学びをすることが出来ますように。
2.1月最後の週には市川のOMFに引っ越す予定です。忙しい中、守られて全てがスムーズに行きますように。

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